フェイクニュースの根本を叩け!
フェイクニュースに踊らされる人々。
街は滅茶苦茶になり治安が悪くなっている。
「あっアイツ勇者だぞ!」
「勇者は世界を滅ぼそうとしているらしい!みんなでやっつけるぞ!!」
フット達は住民に追いかけられる。
どうやらその人達はSNSを見て勇者が悪だと洗脳されてしまったようだ。
「待て誤解だって!」「それはフェイクニュースよ!」
しかし住民は殺気を露わにし襲いかかってきた。
ドカンドカンドカン!!
「くそっフットトルネード!!」
「ディバインアタック!!」
フットとケタルが一斉攻撃。
その甲斐あってか住人は元に戻る。
「きゃあやめて!」ハーキが襲われている。
「551突き!!」チイチイが住人をぶっ飛ばしてハーキを救う。
(くそっ良いところ取られた!)とそんな様子を見てしまいフットは地団駄を踏んだ。
「ハーキ!ありがとうチイチイさんハーキを救い出してくれて」
「良いって事や。それよりしょーもないSNSのフェイクニュースをどないかせなあかんな…」
チイチイ達は原因を探る事にした。
ビビビ…ビビビ……。
チイチイは何処かの方角から電磁波が流れているのを感じた。
一度、犬になったので直感、感覚が人間のそれより6倍は強くなっているからだ。
(向こうから電磁波が…ん?なんや?盗みをしたら人生は良くなる…?サイコパス程モテる…?なんやこのふざけたフェイクニュースは!?)
チイチイは電磁波からのフェイクニュースを感じ取った。
見るとその方向には大きな塔が見えていた。
「原因はあの塔や!!」
「「なんだって!?」」
チイチイが指差す方向には塔が見えていた。
何者かが塔から電磁波を流し、フェイクニュースをSNSに書き込んでいたのだった。
パーティはSNSのハッカーがいるとされる月の塔と呼ばれるその塔に乗り込む。
「ボスを目指す前に宝探しっとな♪」
「アンタも好きやな。いぬのはな!」
チイチイはいぬのはなで宝の匂いを探りながらダンジョンを探索。
「しかし階段が多くてややこしいな…」
「ここさっき通った気が…」
迷ったりしながらダンジョンを登るパーティ。
「宝探しなんて呑気なもののぞな…」
真っ暗闇の部屋で唯一光に照らされたコンピュータを見ながら独りごちる女。
フットは宝探しに躍起になっていたがハーキが「ねえいつまで宝探ししてるのよ?早くボス倒しにいきましょうよ」と毒づく。
「あ、目眩が…」ケタルが立ちくらみを覚える。
「お兄ちゃん!ほら言ってる側から!」
ケタルが転倒しかかったのでハーキがそれを支える。
「しょうがないなこれだからひ弱王子様は…」
「お兄ちゃんの悪口を言うと私が許さないよ?」
「わ、わかりましたよ!」
と仕方なく宝探しは一旦取りやめにしてボス探索する事にする。
「まあ宝探しなんていつでも出来るんやし今はボス探しや」
とチイチイはフォローする。
そして怪しげな壁を見つけ、それをチイチイが匂いで感じとる。
「そこやな!浪速パンチ!」
チイチイはそこに拳を入れると文字通り扉が現れた。
「こんなもん、どりゃー!」
鍵がかかっていたがチイチイが拳で簡単にこじ開ける。
「流石は勇者チイチイ様…」
「お世辞は良いから進むで」
そして突き進みようやくボスと対面。
「見つけたで首謀者!」
「よくわかったのぞな!私が誰だかわかるのぞ?」
女はチイチイに聞いた。




