「傲慢」の最後
クライオスが村を訪れた、、
しかし、村では男が暴れていた、、
その男は「傲慢」と名乗った、、
しかし、クライオスは「傲慢」と名乗った男に肩を落とした、、
そうして「傲慢」にクライオスが自身が施したことを語る、、
ある村で一人の男が暴れていた、、
「あはは!!おいおい!!俺に勝てるやつはいねぇのかよ!!」
「く、、くそが、、どんな強さしてんだよ、、」
「あったり前だろうが!!俺は「七絶」の「傲慢」だぞ!!」
「な、、し、、「七絶」、、「傲慢」だと、、」
「傲慢」を名乗るものと戦っていた男が絶望する、、
しかし、その絶望は呆然へと変わった、、、
それは、クライオスが現れたことによって、、
「はぁ、、あれが今代の「傲慢」か?随分と小物だな、、」
「あ!?誰だよ!!」
「はぁ、、大声を出すな、、うるさい、、」
「あはは!!お前!!クライオスだろ!?「強欲」から聞いているぞ!!」
「え、、?あぁ、、そう言えばそうだったな、、自分で「強欲」に流してたわ、、情報、忘れてた。」
「は?何言ってんだよ、、「強欲」はお前のことを、、ある女から聞いたと、、」
「あぁ、「フレイフェス」だろ?」
「な!?ど、、どうしてその名を、、」
「はぁ、、お前頭悪いだろ?」
「な!?俺は「傲慢」だぞ!?頭が悪いわけないだろうが!!俺は「七絶」の中で一番頭がいいんだぞ!?」
「、、はぁ、、武道家はどっちになっても頭が悪いだな、、」
「!?ど、、どうして俺が武道家だと、、知って、、」
「あははは!!お前ら「七絶」はバカだ!!」
「な、、何言って、、」
「どうしてお前らが人を殺せないと思う!?どうしてお前らは人を救おうとする!?」
「そ、、それは、、」
「あはは!!どうしてお前の心は人を救えと言っている!?」
「、、、、」
「答えられないか!?では、、どうしてお前に話したと思う?」
「え、、?な、、何言って、、」
「傲慢」がクライオスに問いかけた、、
しかし、帰ってきたのは手刀であった、、、
「、、ぐぅ、、は、、、はぁ、、ど、、どういう、、」
「、、ん?どういうことも何も、、お前のことを殺すために腹部を貫いているだけだ、、しっかし、、やっぱりかってぇな、、「英雄」ってのは、、」
「は、、?な、、何言って、、お、、俺は、、「七絶」、、「七つの絶望を知っている者たち」、、だぞ?そ、、そんな俺を、、「英雄」だと?」
「あぁ、、俺の反転でもどうにもできない部分がある、、それは「心」だ、、それは民の意志、英雄の決意、家族の愛、、「心」に付随するものはあまたとあるだが、、どうしてもそれだけは反転できない、、まぁ神でも干渉できないものというのは伊達ではないということだ。」
「そ、、そうか、、お前は、、世界を、、反転させ、、た、、のか、、」
「傲慢」は最後にそういうとこの世を後にした、、
「傲慢」の最後の言葉を聞いたクライオスはその言葉に答えを返す、、
「なるほど、、武道家の最後の勘か?あはは、当たりだよ、、惜しかったな、お前が生きて帰れば「七絶」は「七英雄」に戻れたのにな、、ま、、もう終わったことだからこれ以上は喋らないよ、、」
クライオスはそういうと「傲慢」に背を向け去っていった、、
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