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終話

スリエスが「歴史」の改変を行い、アイエリスを生かす、、

そうして、スリエスは神の特権について説明を受け、、

生み出したものたちは、、

二人の物語は、、、

スリエスが「歴史」を改変し、アイエリスの眼が覚める、、


「、、ここは、、?」


「アイエリス!!よかった!!目が覚めて!!私がわかる?」


「、、スリエス、、ってことは、、「歴史」を改変したのね、、」


「えぇ!!あなたがいない世界なんて意味がないもの!!」


「だめだよ、、神になったからって「歴史」の改変を私情でしたら。」


「そうかもね、、でも、、貴方が大切だからなのよ、、」


「、、わかった、、わかったから泣かないで?せっかくの顔が台無しだよ。これから「世界」を管理していくんだから、涙は簡単に見せないこと。いいね?」


「わかってるよ、、わかってるけど、、今はいいでしょ?」


「そうかもね。」


スリエス、アイエリスは言葉では表せないほどの深い絆がある。

それは、二人が一つの体、二つの記憶を保持していたからではなく、心による信頼からの絶対的な自信であった。

そんな、自信が自分という個を確立し、相手を認める意志があることを証明していたのである。そんな、依存にも近い信頼が二人を引き止め、つなぎ止め、神にも勝る力を得るに至ったのかもしれない、、

それから、数分後、、スリエスは涙を止め、アイエリスも言葉をかける、、


「ねぇ、、スリエス。せっかく神になったんだから何かしようよ。」


「、、そうね、、なら、、ベルトン。」


「はい。何でしょうか。スリエス様。」


「神にできることは何があるの?」


「はい。神とは、この世の管理者でございます。与えられる特権は「生命創造、空間操作、時間操作、歴史の改変、歴史の閲覧、不壊の付与」です。他には「魔術、魔法の全使用、超速再生」などもございます。」


「随分と、、色々と、、よく倒せたな、、」


「はい。先ほど述べた神の特権は、あくまで「任意使用」。ですので、自動的な特権でしたら後者の方になります。前者を使っていた場合、スリエス様、アイエリス様の勝率はおよそ0.1%にも満たなかったと思われます。」


「なるほどね、、なら、ベルトン。「生命創造」はどこまでできるの?」


「はい。神の代理者としての創造であれば上限はございません。「人として」であれば「英雄」、「獣として」であれば「亜神獣」となっております。」


「じゃあ、神の代理者としてなら「神龍」も作れるの?」


「はい。可能でございます。ですが、前任者の神はそのようなものを作ることを嫌っていましたので実現はしていませんが。」


「なるほど、、なら、神の代理者に「感情」はある?」


「はい。「感情」を与えた状態で作ればあります。ですが、「感情」を与えない状態で作った場合、感情はないものの、感情は理解できる程度です。」


「そう、、じゃあ、神の代理者は、生きている人間でもなれるの?」


「はい。可能でございます。ですが、その場合は”反乱”が起きる可能性があります。」


「わかったわ。」


ベルトンに対しての質問を終え、スリエスはアイエリスに目線を送る。


「ん?どうしたの?」


「ねぇ、、アイエリス。あなたを神の代理者にしたいって言ったら怒る?」


「どうして?そうであった方が安心するって言うんなら、私は喜んで代理者をやるよ。」


「ありがとう。ベルトン。「生命創造」を行う。必要なものは?」


「特にございません。しいて言えば、膨大な魔力と具体的な想像力でございます。」


ベルトンからの返事を聞き、スリエスが立ち上がり、地面に向け手をかざす。

すると、地面に魔法陣が現れ、そこから、四体の素体が現れる、、

その素体に魔力が絡みつくように纏わり、臓器、骨、肉を形成し、四体の代理者を創造した。


「お見事でございます。それでは、その四体を代理者として登録いたします。」


「このたび、創造していただき誠に光栄でございます。我が主よ。」


「えぇ、あなた達には私の代わりに、「世界」の秩序を保ってもらう。それに従い、特権を与える。」


スリエスは、生み出した四人に特権を与える。

「粛清」「平和」「法制」「自然」の特権をそれぞれの者たちに与えた。


「ありがたき幸せでございます。我ら、もらいし特権に見合った活躍をいたします。」


「えぇ。期待しているわ。それじゃ行ってきなさい。」


スリエスの号令を合図に、後世にすら影響をもたらす、四神代災が解き放たれた。


「さて、、それじゃ、今度はアイエリスの番だよ。」


「そうね。いったい、私にはどんな特権をくれるの?スリエス神様?」


「そうね、、貴方には、「絶対権威」を与えます。これは、私を除く、全てのものに絶対的命令を与えることができる特権です。その力と知識、愛をもって私をこれからも支えてください。」


「喜んで。」


そうして、二人は「世界樹」をはじめ、これまで暴れてきた痕跡を残しつつも、復元していった、、

クライオス、アムリスの名を「世界的英雄」として後世に語り継ぎ、「月曲」「鬼霧」「琥珀」の名を墓石に彫り盛大に送った。

二人は、神と代理者として、これからも世界を見守っていくだろう、、

二人の物語は終わりを迎え、平穏な時を過ごしていくだろう、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。


本作をお読みいただき誠にありがとうございます。

本作品は、この話を持ちまして完結となります。

全51話という、長い話ではあったものの、皆さまがお読みいただいているということを考えますととても嬉しく思います。

改めまして、ご愛読ありがとうございました。

そういえば、これはまた別のお話になりますが、アイエリスには弟がおりましたこと、覚えておられますでしょうか?

弟は、今回のことは何一つ知りません。さて、何も知らず、目の前で親を殺された者は一体、どのような感情を抱いているのでしょうかね?

長話もここまで、最後にもう一度、本当にお読みいただきありがとうございました。

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