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世界を壊す力

「月の使徒」と「太陽の巫女」の二人を相手に「神刀」を抜く、、

しかし、「月の使徒」と「太陽の巫女」の二人は、、

そして、クライオスは決断をする、、

クライオスから語られる衝撃の真実、、、

そして、クライオスの姿が変わる、、

クライオスは「神刀 無銘一空」を抜刀した、、

そして、クライオスは「月の使徒」と「太陽の巫女」に向かってその一刀を振るった、、

それは、「七絶」の三人に振るった斬撃より、大きく、鋭く、速い斬撃であった、、

しかし、「月の使徒」と「太陽の巫女」はそれをいとも簡単にかわした、、

挙句、「月の使徒」はクライオスのふり終わりを狙い、まるで雷のような弓矢を放った、、、

それに、クライオスは反応ができず、自身の手を犠牲にその矢を受けた、、


「腕に続き、手ももらった、、これでお前の左手は使えなくなったな。」


「、、あの斬撃を見ても、寸分の狂いもなく俺の頭部を狙えるのかよ、、ズルだろ、、それはよ、、」


「ズル?何を言っている?これは鍛練の賜物だ。お前のように自分には才能があると思い、高を括り、あぐらをかいているような奴にズルなどと言われる筋合いはない。」


「、、そうだな、、そうだったな、、お前らはずっと努力をして、今ここに立っているんだもんな、、俺はどうやら、、まだお前らのことをなめていたようだ、、」


クライオスが呟いた、、

その時、クライオスの空気が一変する、、


「これだけは、、この姿だけは使いたくなかった、、」


クライオスがそういうと、クライオスの姿がわかる、、

それを見た「月の使徒」と「太陽の巫女」が驚き、口を開く、、


「、、お前、、何だ。その姿は、、その姿はまるで、、」


「、、ふっ。”まるで御方の姿だ”なんて言いたいのか?それはそうだろ。だって、あいつと俺は夫婦なのだから、、」


クライオスが衝撃的な発言をする、、

その発言を聞いた四人は驚愕の顔を表した、、


「な、、!?ど、、どういうことだ!!御方がお前のような野蛮なものと夫婦だと!?戯言を抜かすな!!」


「いいや?戯言じゃないぞ。だって、現に俺の姿はお前らの言う”御方”に酷似しているだろ?それはそうだ、、だって、俺の力の一部をあいつに渡してるから、同時にあいつの力の一部も持っている。さぁ、、来い。この姿になった俺に攻撃を当てられるか?」


「ぬかせ!!」


「月の使徒」が雷のような矢をクライオスに向け射る、、、

しかし、クライオスはその矢に手を向けると、矢は空中で完全に停止した、、

そして、矢が意思を持ったかのように「月の使徒」に向く、、


「この矢、、返すよ。」


クライオスの言葉と同時に「月の使徒」に矢が向かって行く、、

その矢に「月の使徒」は反応できなかった、、しかし、「太陽の巫女」が反応をし、矢を溶かしきる、、


「しっかりしなさい!!「使徒」!!私たちが戦っているやつは御方の力の一部を持っていると言っている!!ならば、あの技が出される前に仕留めきれなければ私たちの負けよ!!だがら、しっかりして!!」


「、、そうだな、、そうだよな!!すまない!!「巫女」!!」


「あぁ、、惜しかったか、、「使徒」が使い物にならなければもっと簡単だったのにな、、」


クライオスが残念そうに言うが、顔は満面の笑みを浮かべていた、、


「、、これから、あなたを殺す、、その前に聞かせてくれない?その姿について。」


「いいぜ。冥土の土産だ。この姿はな、、「無敗」と「無法」の力を宿した姿だ。と言っても、自分がもらった「称号」を簡単には相手に譲渡することはできない。だがな、方法は二つある。一つは「血縁上の繋がりがある場合」、そして、もう一つは「血縁上の繋がりはなくとも、神に誓いを立て婚姻を結んだ場合」だ。まぁ、、今は譲渡の方法なんてどうでもいい。俺の周りに透明な帯があるのが見えるな?」


「あぁ、、奥が透けて見えるほどに薄い帯を纏っているな、、」


「その通り、この帯が「無法」の力の一部だ。そして、俺が持っている「無法」の力は「自身に敵意のある攻撃を無効化し従える」。これが俺の帯に宿っている「無法」の力だ。だがな、それだけじゃあ、、お前らに簡単に看破され攻略される、、だから、ここに俺の「無敗」の力、、「世界の普遍」を織り込めば、、あら不思議!!「自身に向かってくる攻撃を無効化し従える」に大変身!!つまり、、意識下であっても、無意識だったとしても俺に向かってくるあらゆる攻撃を無効化し従え、自分の攻撃とすることができるのがこの姿。

「無法天敗」、、「あらゆる法則、普遍を自身の支配下に置く姿」だ!!」


「そんなことが許されるわけがないでしょうが。それは「世界樹」どころか、「世界」を簡単に壊せることを意味している、、そんなことが、、そんなことがたった一人の人間に許されるわけがないでしょうが!!」


「許されるから!!「無の称号」なんだよ!!「月の称号」も!!「太陽の称号」も!!所詮は人の頂点でしたないんだよ!!「無の称号」と「万物の称号」を持つものは「神」に喧嘩を売った大バカ者たちだ!!つまり!!そのような「称号」を持つものは神に近しい者たち!!故に「世界」に干渉できる!!「世界」を壊せるんだよ!!」


「ありがとう。長々と語ってくれて。」


「おや?この話を聞いて怖気ついてしまったかな?」


「いや?今の長話でもう私たちが戦う必要がなくなったから、、こうしているのだ。」


「月の使徒」と「太陽の巫女」が膝を着いていた、、

それは、クライオスの話を聞き、絶望したわけではなく、もう戦う理由がなくなったためであった、、

そうして、クライオスが「月の使徒」と「太陽の巫女」に攻撃を仕掛けようとした瞬間、、

「世界樹」が大きく脈打つ、、


「くそっ!!時間かよ!!」


クライオスがそう言った意味は、、

そして、「世界樹」が脈打つ理由とは、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

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