質疑応答
フレイフェスとギルマスの質問に答える、、
クラーケンを倒した魔術、、
クライオスの使える魔術、、
そして三つ目の質問をしようとした瞬間、、、
「さて、では何から話しましょうか、、」
「それではどうしてクラーケンが窒息したんですか?」
「あぁ、それはレジィが反転させたからですね。」
「は、、「反転」、、?」
「えぇ、レジィが得意とする魔術の一つ「反転魔術」ですよ。」
「そ、、それはどういった?」
「簡単ですよ。「反転魔術」は事象、現象の反転。それは海の生物を陸の生物に、瀕死の傷を無傷の状態に、まさに神が如き魔術、、それが「反転魔術」ですよ。」
「、、まさか、、そんな魔術が存在したとは、、そ、、それは限界はあるのか?」
「えぇ、限界はございますよ。神が如き魔術、されど魔術。その効果範囲、威力は術者の魔力量に比例します。あなた程度の魔力であれば擦り傷程度が限界、、ですがレジィの魔力量をもってすればA級迷宮程度の主モンスター造作もなく反転させられるのですよ。」
「なるほど、、ちなみに参考程度にクレイオスの反転の限界は?」
「そうですね、、私が見た限りでは「大地の反転」でしょうかね?」
「そ、、それは不毛な大地を森林にしたりとか?」
「いえいえ、大地を浮かせるんです。」
「、、!?そ、、それは、、驚きましたね、、」
「まぁ、私が見た限りですのでもしかしたらそれ以上のこともできるかもしれないですね。」
「、、では、クライオスが使用できる魔術の数は?」
「そうですね、、詳しくは分かりませんがおそらくは数十種は使えますね。」
「そうか、、では、、」
ギルマスが質問をしようとした瞬間、声が聞こえる、、
「はぁ、、てめぇ、、何やってんだ、、」
「あら!!レジィ!!どうしたの?」
「、、!!その顔でレジィと呼ぶな!!くそ魔女!!」
「人前よ?少しは言葉を、、」
「黙れ!!俺からフリィを奪ったお前に呼ばれたくないんだよ!!」
「、、はぁ、、あんたの伴侶は私でしょ?この「フレイフェス」でしょ?」
「、、!!その名前は、、お前が名乗っていい名前じゃない、、お前のような魔女が名乗っていい名じゃねぇんだよ!!」
クライオスがそう叫ぶと「フレイフェス」が突然宙に浮き、ギルドの外へと吹っ飛ばした、、
しかし、「フレイフェス」はギルド内に戻っていた、、
「、、ちっ!!「逆行魔術」かよ、、それは神への冒涜じゃねぇのかよ?」
「あら?あなただって「反転魔術」を使ってるでしょ?それも冒涜じゃないの?」
「はぁ、、だからお前は「永劫の冒涜者」なんて烙印を押されるんだよ。」
「、、なめてんじゃねぇよ、、クライオス、、誰のおかげで「無敗」になれたんだ?」
「、、はぁ、、いつまでそれを言っている?お前はどうしてそんなに俺に執着するんだよ?」
「それは、、」
クライオスが魔女と呼んだものにそう問いかけると、、、
返ってきた答えは、、
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この作品は不定期です。