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崩落までの数分

「琥珀」と「鬼霧」が自身の死をトリガーにある魔術を発動させる、、

その魔術は「禁忌」と呼ばれる魔術、、、

そして、帝国は、、

クライオスと「太陽の獅爪」が本格的に戦いを始める、、

「そう、、「琥珀」と「鬼霧」は死んだのね、、それじゃ、、始まるのね、、」


「な、、何が始まるの?」


「、、止まらない不死の軍隊、、「あらゆる死体の波オール・デット・ウェーブ」、、最後に放たれた時はたったの三日三晩で”五強国”を滅亡まで追いやった非人道的で最悪の魔術、、生き残ってね?「命闇」。」


「月曲」がそういうと空に浮く、、

その一分後、帝国の入口に死体の波が押し寄せる、、

その速度はたとえ人間が本気で走ろうとも簡単に追いつかれるほどの速度であった、、

その速度が出る理由は、死体が故に体のリミッターがない所から来ている、、

そして、死体ということは五感は存在しない、、故に止まらない、、その恐怖は帝国にいる「英雄」、民を絶望に叩き落した、、


一分三十秒後、帝国入口破壊、、最初に対処したのは「盾の英雄」の部隊、、のち「剣の英雄」の部隊が対処を開始、、最後に「命闇」が闇を展開し、帝国最深部への侵入を阻止、、


二分後、「盾の英雄」を除き部隊が全滅、、「剣の英雄」の部隊は三割を残し死亡、「命闇」の闇は以前健全、、しかし、闇の一部が許容ギリギリに、、


二分三十秒後、「剣の英雄」を除き部隊が全滅、「命闇」の闇は帝国最深部の入口の闇を除きすべて許容限界に達した、、


三分後、「命闇」の闇が許容限界に達し、最深部に続く入口の闇も消え、死体の波が押しせる、、、


三分三十秒後、帝国崩落、、すると死体の波がまるで塔のように伸びる、、

死体に敵味方は関係ない、、「月曲」、「太陽の獅爪」、クライオスを目掛け伸びる、、


四分後、「太陽の獅爪」が自身の力である「熱」を操り、死体の波を焼き払い事態収束、、


以上が「あらゆる死体の波オール・デット・ウェーブ」による被害。

以下、この魔術による生存者。


「盾の英雄」、、盾で防御したことにより全身骨折で済み生存

「剣の英雄」、、自身の剣術により自身の正面の死体を完全に処理し生存、しかし、剣術の使い過ぎにより腕の健が切れる

「命闇」、、自身の能力である「闇」を操り、自身の体を完全保護に成功、だが、帝国最深部に死体の侵入を許し皇帝を死亡させてしまった、、

以上帝国三重奏、、

「月曲」、、月の魔術による月光を操り死体を処理

「太陽の獅爪」、、「熱」を操り、帝国に押し寄せた死体をすべて焼き尽くし事態を収束させた

クライオス、、「太陽の獅爪」の「熱」をまじかで浴びるも一切の傷無く生存

「無情」、、「太陽の獅爪」の「熱」を少し浴び、腕を火傷するもクライオスの防御魔術により生存

以上空にいた者たち、、


この現状を見てクライオスが口を開く、、


「いやぁ、、すごいねぇ、、たったの四分で帝国が滅んだね、、」


「あぁ、あれほどとはな、、魔術の中で「禁忌」と呼ばれるだけはある。」


「そうだね、、まぁ、対価が大きすぎて使えないが、、」


「さて、、それじゃ、、そろそろ俺たちも決着つけるか、、クライオス、、」


「そうだね。」


クライオスと「太陽の獅爪」がまた戦いを始める、、

今度は「太陽の獅爪」も一切の遊びをなしにクライオスを殺しにかかる、、

「太陽の称号」を得たものは”太陽”の能力を使えるようになる、、だが、「無の称号」の権能と違う点は「太陽の称号」を得た順に”太陽”の能力が付与される、、最初の「太陽の称号」を得た「太陽の巫女」はその身を”太陽”そのものに、、しかし、「太陽の巫女」以降の「太陽の称号」を得た者たちは”太陽”の能力の一部を与えられる、、そして「太陽の獅爪」の得た能力は”太陽の熱”、、、その能力は至って単純、、鉄を一瞬で溶かすほどの高温を自在に操る。


「、、お前の能力は単純だが、、単純ゆえにつえぇな、、いい能力をもらったな、、」


「あぁ、さて、、それじゃ、、」


「太陽の獅爪」がクライオスに対して歩み出す、、

その一歩が空間に陽炎を生み出し、周囲の水分を蒸発させる、、

しかし、クライオスは何事もなかったかのようにその場に浮いていた、、


「お前、、熱くねぇのかよ?」


「ん?あぁ、熱くはあるが、、まぁこの程度どうにでもなる。」


「は?この程度って、、鉄も一瞬で溶かすほどの熱だぞ?」


「あのな、、この程度でどうこうなっていては「無敗」は名乗れない、、まぁ、そろそろ俺も攻撃をするか、、」


クライオスが攻撃の姿勢をとる、、

その攻撃は「太陽の獅爪」を、、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

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