帝国襲撃
帝国へと向かって行くクライオスたち、、
そんな中で「鬼霧」「琥珀」が軽口をたたく、、
帝国へと着き、クライオスが三重奏の説明をする、、
そして始まるはクライオスと「太陽の称号」の戦い、、
師弟の戦いであった、、
翌朝になり、クライオスたちは帝国へと向かって行く、、
「ん~!!あぁ、、ねむぃねぇ~、、」
「シャキッとしないか、、「琥珀」、、これからわしらが行くのは「帝国」じゃぞ?」
「そうだけどさぁ~、、眠いものは眠いじゃん、、てか、どうして「鬼霧」はそんなにシャキってしてんの?」
「ん?そらぁ、、朝早くに起きて素振りをしておるからじゃよ。お主もするか?」
「うぇ~、、勘弁してよ、、」
「はいはい、そんな無駄口叩けるなら大丈夫でしょ?「琥珀」も「鬼霧」も。」
「むぅ、、まぁいいや、、殺ししてれば起きるでしょ。」
「これ!!殺しを目覚まし代わりにするな!!殺した者たちに失礼だろうが!!」
「えぇ~、俺は「死霊魔術師」だよ?そんなこと言わないでよ。」
「はぁ、、お主というやつは、、」
「あはは!!これから「魔武国家 帝国」に行くっていうのに随分と気が緩んでるな!!「琥珀」「鬼霧」!!」
「す、、すまんのぉ、、クライ、、」
「ごめんなさぁ~い、、クライオス様~。」
「あはは!!怒ってるわけじゃないよ、、ただ、これから今までにないくらいの危ない任務だってのに明るいなっと思ってな。その調子で頼むぞ?」
「はい。」「はぁい。」
そんな他愛もない会話をしていると帝国の前へと着く、、
「ほら、見えたぞ!!「魔武国家 帝国」、、今まで行った国家戦争は三回、、その全てを完全勝利で納めてきた、、超武闘派国家、、下手したら簡単に死ぬぜ?」
「、、ところで、、三重奏って何ですか?」
「え?今更?「月曲」。」
「えぇ、三重奏の名は聞いたことあるのですが、、詳しいことは何とも、、」
「あぁ、そう言うことね、、三重奏、、正式名称は「帝国攻防三重奏英傑騎士団」という、、まぁくそ長いから三重奏なんて呼ばれてる、、そして、三重奏と呼ばれる所以はそれぞれが一点特化だからだ。三重奏「撃楽 黒騎士」「空楽 帝国魔術師」「壁楽 重鉄城」となっている。そして、今、話したのを聞いて誰がどこに行くか、、わかったか?」
「えぇ、私は「空楽」を、、」
「わしは「撃楽」を、、」
「そんでもって、僕が「壁楽」だねぇ~。」
「あぁ、合っている、、だが、気を引き締めろよ?三重奏の隊長、副隊長は「英雄」と「二つ名」もちで構成されている。「撃楽」の隊長は「剣の英雄」副隊長は「剣聖」、「空楽」は「魔の英雄」と「命闇」、「壁楽」は「盾の英雄」と「不壁」だ。まぁ、お前らならいけるだろ、、」
「そんなに不安なこと言われて、、負けたらどうするんですか?」
「、、そうだな、、「鬼霧」「琥珀」、、出し惜しみせず相手を殺せ。たとえ道連れにしてでも、、「月曲」、、お前は自分の優位で戦え、そうすれば負けない。それじゃ、、頼んだぜ?」
クライオスが三人にアドバイスをした、、
次の瞬間、、クライオスは上空へと連れ去られた、、
「、、っ!?クライオス様!?」
「お前らは帝国へと進み潰せ!!作戦に変更はない!!」
クライオスの叫びに近しい声を聴き、三人は帝国へと向かって行った、、
「いいのか?あのまま行ったら「月曲」以外死ぬぞ?」
「あぁ、知ってるよ、、見てるよ、、だから命じた、、「道連れにしてでも殺せ」と、、俺は昔から隠すのが苦手でな、、「鬼霧」「琥珀」にはもうばれているだろう、、だがな、それを承知であいつらはついてきた、、ならば俺もあいつらを信じて命じる、、それが俺の、、冷徹王である俺のすることだ。」
「そうか、、ならば俺もその意思に敬意を払おう、、俺は神から「太陽の称号」を与えられた者、、「太陽の獅爪」、、「大光卿」キャスラル・フレイアズ、、お前を殺すものだ。」
「、、帝国、、ひいては世界五指に入るものが俺を殺すためだけにとは光栄だ、、「冷徹王」「知略」、、「無敗」クライオス・レジスティ、、王国を潰し、帝国を壊そうとするものだ。」
二人が名乗りを終えると戦いが始まる、、
その戦いは帝国上空であっても帝国全土に暴風のような風を起こした、、
「、、始まりましたね、、「月曲」、、」
「そうですね、、”先生”、、最後に言います。おとなしく死んでください。あなたに苦しみを与えたくない。」
「ふふふ、、私はあなたに教えましたよね?たとえ誰が敵でもあなたの前に立つものは殺せと、、構えなさい。最後の授業をします。「月曲」、、私は「魔の英雄」アイレス。」
「、、っ!!、、そうですか、、では私も敬意を、、「月曲」ムーンレイヤ。」
そうして始まった師弟の戦い、、
両者が最初に取った行動は二人が出会った時の魔術、、
両者の決別を表すような行動であった、、、
「、、やっぱり、、水ではあなたに負けますか、、先生。」
「お前の得意魔術は風魔術だろ?どうして水を使った?」
「、、私たちがあった時のこと覚えてますか?」
「、、、、、、」
「水と風の適性があった私は、、何度失敗しても水魔法を使おうとした、、それが悪手だった、、結果的に起こったことは水の暴走、、それを止めてくれたのは先生でしたね。」
「そうだったね、、あなたには才能があった、、でもあなたには鍛練が足りなかった、、だから鍛練を付けた、、そしたら、、「月の称号」を得るとはね、、あなたは私が教えてきた弟子たちの中で一番成長しましたね、、そして、あなたが一番最初に、、敵になった、、使いなさい「月の称号」を、、」
「、、夜じゃないと使えないんですよ。」
「ならこれでいい?」
「魔の英雄」が返答をした瞬間、夜の空間が展開される、、
「、、そうですか、、そこまで私の本気を見たいですか、、」
「えぇ、見たいです。さぁ!!「月の称号」を得たものがどれほどかを!!私に見せなさい!!」
「、、先生、、私は「月曲」ですよ?」
「それがどうしたの?」
「私は、、「月の称号」の中で一番「月の魔力」の使い方上手いのです。ですので、、こういうこともできるのです。」
「月曲」は月光をまるで槍のようにして「魔の英雄」を襲う、、
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この作品は不定期です。