「称号」の意味
空の王国近衛騎士団である「竜弓騎士団」と戦う「月曲」、、
そんな中クライオスにも客人が来る、、
その客人は「帝国魔術師」である「命闇」であった、、
「命闇」はクライオスを閉じ込め話をする、、
話されるは「称号」について、、
「命闇」との戦いは、、
「月曲」が竜弓騎士団とあいたしているなか、、
クライオスにも客人が来た、、
「、、、いきなり暗くなったと思ったら、、何用かな?」
「初めまして、あなたがクライオス・レジスティですか?」
「そうだよ、あんたは?」
「私は「命闇」、、私の結界は外からの魔力探知を完全に切り、中の魔力、視界を完全に遮断する。」
「つまり、、俺のことは誰も認識できないわけか、、」
「あぁ、この結界内であればな。」
「それは好都合、、俺もそろそろ暴れたかったところだ、、ちなみにどこまで遮断できるんだ?」
「そうだな、、「月の称号」を持つものであってもこの結界は壊せない。」
「それは実験したのか?」
「あぁ、手伝ってくれた。故に検証済みだ。」
「そうか、、なら、、」
クライオスが確認をすると、「命闇」に向かって行く、、
その速度は「鬼霧」とサムラルドの速度を遥かに超えた速度であった、、
しかし、暗闇は「命闇」のテリトリー、、クライオスの攻撃をかわした、、
「ほぉ!!避けるか!!」
「、、どんな速度だよ、、見えていないよな?」
「あぁ、何も見えてないよ、、でも、気配でわかる、、」
「、、お前は「月の称号」を持っているのか?」
「いいや?俺は「二つ名」と「無の称号」しか持ってないぞ、、というか、、お前は「月の称号」がどんなものか知っているのか?」
「、、、、、」
「その反応からするに知らないだろ、、説明してやるよ。
この世界には「人から」と「神から」の二つの称号が存在している。
人からの称号には「二つ名」「英雄」「魔女」「絶望」「七絶」など、、
神からの称号には「月の称号」「太陽の称号」「無の称号」「万物の称号」などが存在している、、
人からもらえる称号にも序列があるように、、神からもらえる称号にも序列がある。順番はさっき言った順だ。」
「そんなにあったのね、、でも、「月の称号」と「太陽の称号」は知ってるけど、、「万物の称号」は聞いたことがない、、「無の称号」はあなたが持ってる「無敗」も入るの?それならあなたの「二つ名」は何なの?」
「あぁ、俺の「無敗」も「無の称号」に当たるな。まぁ今は「無敗」としか呼ばれていないから「二つ名」を知らないものもいるのか、、俺の「二つ名」は「知略」、、俺の前じゃあ、、全ての行動が見透かされるんだよ。あぁ、それと「無の称号」は俺を含め現代で生きている人間は三人いるからな。もしかしたら会うかもな、、」
「あ、、貴方にそんな「二つ名」があったのね、、それに「無の称号」を持つものが貴方みたいな化け物みたいだったら戦いたくないね。」
「そうだな、ほれ、、一発は避けたんだ。見逃してやるからこの暗闇を晴らしてされ、、」
「何を言ってるの?竜弓騎士団は私たち「帝国魔術師」と対を成す存在よ?そう簡単には負けないわ。」
「そうか、、「月曲」。「月光無影」を発動しろ。」
「何言ってるの?外には何も、、」
「命闇」がクライオスにそう言った瞬間、、
結界を月明かりが照らし、「命闇」の暗闇を晴らした、、
「、、っ!?ど、、どういうこと!?」
「、、「月曲」の「月光無影」だ、、この魔術は自身で月明かりを作り出し、それで照らしたものを強制解呪させる魔術だ。」
「こ、、ここまでなのね、、「月の称号」を持つものの力とは、、」
「そうだな。それと、、もうすぐ日が落ちるな、、王国の最後はもうすぐだぜ?見ていくか?」
「、、わたしは結界が破られた時点で打つ手なしだから帰るわ。」
「そうか、、じゅあ次は帝国を襲いに行くから備えとけよ?」
「、、えぇ、あなた達のこと殺してあげるわ。」
そうして「帝国魔術師」である「命闇」はその場を去った、、
「さて、、「鬼霧」!!「琥珀」!!もうすぐ夜だ!!決着つけろ!!」
クライオスが叫び、王国全土は夜に包まれた、、
そして、これから始まるのは「月の称号」を持つ三人による王国の消失であった、、
お読みいただきありがとうございます。
誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。
高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。
この作品は不定期です。