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英傑と英雄

「鬼霧」は現近衛騎士団長であるサムラルドと相対する、、

「鬼霧」は斬撃を飛ばす技を使う、、

しかし、サムラルドも近衛騎士団長、、その技を防ぎきる、、

そうして、「鬼霧」とサムラルドは人の速度を超えた速度で戦いを始めた、、

その戦いを見ていたクライオスと「月曲」の前に空中の近衛騎士団、、「竜弓騎士団」であった、、

「お前、、だいぶやるな。」


「はっ!!それはそうだろうが、、俺は王国近衛騎士団長だぜ?あんたみたいな老いぼれに負けるわけねぇだろ?」


「そうか、、ならばきちんと防げよ?」


「鬼霧」が言った瞬間、、

サムラルドに斬撃が飛ぶ、、

しかし、サムラルドも現近衛騎士団長、、とんできた斬撃を防ぎきる、、


「、、っ!?はぁ!?どうして斬撃が飛んでくるんだよ!?」


「なんだ知らなかったのか?この技。」


「知らなかったよ、、」


「そうか、、お前はわしよりも才能がありそうなのに、、随分とさぼってるな?お前。」


「、、っ!!だまれ!!俺は誰よりも強い!!」


「そうか、、お前は随分と幼いな、、」


「、、っ!!うるせぇ!!」


サムラルドが切れながら「鬼霧」に切りかかる、、

しかし、サムラルドは切れながらも冷静に頭を巡らしていた、、


(、、ふぅ、、落ち着け、、この怒りを力に、、あのじじぃに一撃を、、)


「ははは!!煽って怒るか!!だからお主は幼いのじゃ!!」


「鬼霧」はまたサムラルドを煽る、、

しかし、「鬼霧」もサムラルドを決して侮ってなどいない、、

「鬼霧」はサムラルドを煽ることにより思考を鈍らせようとしていた、、

一瞬の思考の鈍りが生死を分ける今の状況で、、

その状況を「鬼霧」は経験で、、サムラルドは本能で理解をしていた。


「、、そうか、、お前は鈍らないのか、、」


「当たり前だろうが。戦いの中じゃ、、余計な思考は邪魔なだけだ。戦いの最中は相手を殺すことだけを考えろがうちの騎士団の教えだ。」


「そうか、、そう言えばきちんと挨拶をしていなかったな、、わしは「鬼霧」、、かつてはこの王国で「初代近衛騎士団長」を担っていたものだ、、」


「、、そうか、、あんたが、、「鬼霧」、、王国の英雄にして「月の称号」を持つ英雄騎士か、、」


「今ではそのようなことが言い伝えられているのだな、、どうでもいいことばかり教え、、才あるものに媚を売り、守るべき民すらまともに守れない騎士を育てるとは、、わしがいなくなってから随分とぬるくなったの、、」


「そう言うなよ、、あんたが厳しすぎるんだと思うぜ?」


「ふん、、お前らが弱いのが悪いのだ、、故にわしはお主らの障壁となろう、、」


そして「鬼霧」とサムラルドは人の眼では負えないほどの速度で戦いを始めた、、

それを見ていたクライオスは口を開く、、


「始まったね、、しかし「琥珀」は国民を次々と殺していくねぇ、、それに対して「鬼霧」は、、まぁ何でもいいや王国を粛清できればいいし。」


「それなら安心してください。あの二人はそれぞれやることは違いますが、殺戮能力ならばずば抜けていますから。」


「そうなの?そう言う割にはあなたの方が高そうだけど?「月曲」。」


「まぁ私は魔術によってですから、、身体能力はあの二人の方が圧倒的ですよ。」


「そう、、それでさっきから浮いて俺たちを見ているあいつらは?」


「王国には二つの近衛騎士団が存在しています。地上の近衛騎士団、空中の竜弓騎士団です。」


「そうなんだ、それで竜弓騎士団は何をしてくるの?」


クライオスが「月曲」に聞いた瞬間、、

竜弓騎士団は攻撃魔術と付与魔術の施された弓矢を放ってくる、、

しかし、クライオスには届かなかった、、


「こういう攻撃をしてきます。」


「そう、、攻撃魔術と付与魔術の弓矢ね、、随分とつまんない、、」


「では、ここは私が殲滅しますね。」


「うん、よろしくね~、、」


クライオスが手を振りながら「月曲」に任せる、、

そうして、「月曲」は体を宙に浮かせ竜弓騎士団と相対する、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸いです。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

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