表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/49

理由なき殺し

「嫉妬」が「暴食」を逃がし、クライオスとの戦いを選択する、、

しかし、「嫉妬」の眼には投資が宿っていた、、

その眼を見た、クライオスは最後の質問を投げかける、、

そして「嫉妬」もクライオスに質問をする、、

クライオスから帰ってきた答えは、、

「死ぬとわかっていて、まだ闘志尽きずか、、素晴らしいな、、お前が「七絶」ではなかったら仲間に欲しかった、、」


「そう、、それは残念ね、、」


「あぁ、本当に残念だな。ところでどうしてお前は「七絶」に入ったんだ?」


「、、どうしてそれを聞くの?」


「いや?普通に気になっただけだ。悪いか?死にゆくものに質問を投げかけるのは?」


「いいえ、、悪くはないわ、、そうね、、私が「七絶」に入ったのは「暴食」が気に入ったからよ。」


「ほぉ、、?それは何で?」


「なんでかしらね?もう忘れてしまったわ、、だって三十年以上も前よ?覚えているわけないじゃない。」


「そうか?お前は記憶力がいいと認識しているが、、それでも忘れてしまったか?」


「、、えぇ、、忘れてしまったわ、、今ね、、」


「そうか、、ならば仕方ないな、、じゃあ始めるか、、」


「あら?女性に喋らせておいてあなたは喋らないの?」


「それもそうか、、女性ばかりに喋らせてしまってはだめだな。さて、どんなことを聞きたい?」


「そうね、、色々と聞きたいけれども、、あなたはどうして「反転魔術」を使ったの?」


「、、それが最後の質問か?」


「えぇ、、」


「、、お前は「世界」から嫌われたことはあるか?人から嫌われたことはあるか?」


「、、、、、、」


「無いよな!!お前らは「世界」から好かれていたから!!だからお前らはこの選択をとらなかった!!お前らもこうなってみろ!!「世界」が!!人が!!親が自分を嫌うという現実を!!」


「それが、、あなたが使った理由なの?」


「、、って言えばいいか?それで納得するか?」


「、、、っ!?ど、、どういう、、」


「どうもこうもただ気になったからだよ、、」


「は?」


「気になったから「反転」させたんだよ、、温厚なやつが凶暴に、、夫婦が他人に、、好きになった人が嫌いな人に、、そんな風になったらどうなるのか気になったから変えたんだ、、ただそれだけの事、、嫌われていたから、、孤立していたから、、何てそんな崇高な理由はないんだよ。」


「そ、、そんなことで、、世界を、、「歴史」を変えたの!?」


「あぁ、”そんなことで”だ、、悪だからこうである!!善だからこうである!!「世界」が!!「歴史」が!!、、なんてばかばかしい、、悪いことをしたから、世界を混乱に落としたから、、それを起こした奴がそれ相応の理由があるなんて決めつけだよ。理由なんてどうでもいい、、まぁしいて言うなら「実験」かな?」


「ふ、、ふざけるな!!そんなことで許されると思うってるのか!?」


「知らないよ、、大体誰に許しを請うのさ?」


「あんたなんかに負けない!!絶対に「暴食」は生かす!!」


「あっそう、、そう啖呵を切るのはいいけど、、もうつながっていないのにどう倒すのさ?」


クライオスがそう言うと「嫉妬」の首が落ちる、、


「え?」


「だから言っただろ?死にゆくものだから喋っていると。」


「、、、、、」


「まぁ、、もう答えは返ってこないわな、、はぁ、、「暴食」にかけるか、、、どうやら「フレイフェス」も「色欲」もあっちについていったようだしな。」


クライオスがそう言いながら「嫉妬」の遺体を残しどこかに消えていった、、

その数秒後「色欲」が現れる、、


「、、さようなら、、「嫉妬」、、「暴食」とともにクライオスを倒すわ。」


「ねぇさん、、これ以上は、、」


「えぇ、わかってるわ。」


「色欲」が答えると「嫉妬」の遺体を火葬した、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

この作品は不定期です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ