〜プロローグ&第一章〜
皆様はじめまして、☆yuuma☆です♪花束は初投稿作なので下手かもしれません。そこらへんは多めに見てください!でゎあとがきで会いましょう。
〜プロローグ〜
あなたは覚えていますか?あの日の事を…
*****9年前*****
「亜衣ちゃ〜ん」「瑞希お兄ちゃんなぁにぃ?」
「あんね、亜衣ちゃんに渡したい物があるんだぁ」
「ん?なぁに?」
「うん♪それはねぇこれなんだぁ」
バサッ
「わぁ!!すごい!たくさんのお花だぁ」
それは私が好きな野花シロツメクサの大きな大きな白い花束だった。
そして瑞希お兄ちゃんは
「亜衣ちゃん、大きくなったら僕のお嫁さんになってください」
私はその時とっても嬉しかった。大大大好きな瑞希お兄ちゃんからの言葉が…。だって、その時はまだ知らなかったから…血がつながった兄妹は結婚出来ないことを…。
〜第一章〜
「あぁ〜もぉ、だ〜か〜ら〜、三人で一緒に行こうって言ってんじゃんかぁ」
野中亜衣高校2年生普通の元気な花の女子高生。
なんで朝っぱらからこんな言葉を言ってるのかと言うと…。「亜衣はちょっと黙ってて!これは俺と瑞希兄の問題なんだから!!」
「そうそう、亜衣はちょっと黙ってて!!これは俺と佳人との問題なんだし…」
ムカッ(二人して同じこと言ってし…)
なんなのよ、もぉ…。
一応説明しておこう。
一番初めに私に黙っててと言ったのは、私の幼馴染の鈴木佳人。私と同じ高校2年生。見た目は、イマドキって感じがする男。
運動神経はまぁいいほうらしい。勉強普通の下の下くらい。の、くせに女子にはけっこう人気があるらしい。
つぎに、二番目に黙っててと言ったのは私のお兄ちゃん野中瑞希。
高校3年生。
(私は、お兄ぃって呼んでて、佳人は瑞希兄と呼んでる)運動神経バチグン&勉強は学年1位で秀才&性格もめっちゃよくて優しい&見た目もめっちゃカッコよくてモテる。まさに学校の王子様。学校中のほとんどの女子がお兄ぃのことが好き。私もその中の一人。小さい頃からお兄ぃのことが好き。お兄ぃ以上の人なんていない。でも、私達は兄妹だからこの気持ちは皆には秘密。
私の恋愛話なんておいといて、話をもとに戻そう。
なんで朝っぱらから二人がこんな言い合いをしてるのかと言うと…
*****30分*****
ことは私が起きたところから始まる。うちの両親は、エリートショウシャマンで海外出張が多い。今も父親はカナダ母親はドイツに出張していて、家には私とお兄ぃの二人しかいない。
え?親がいなくても大丈夫がって?
フッフッフ。心配ご無用!なんと、掃除、洗濯、料理は私とお兄ぃどちらもカンペキにこなせるから問題ナシ!
…ってまた話がズレた。話をまたもとに戻そう。
私は朝起き、二階にある自室から一階あるリビングへ降り、いつものようにお兄ぃの作った朝ごはんを食べ、着替えて、歯と顔を磨き学校に行き準備をした。準備をし終えた私はもう一度一階のリビングへ降りた。そして、とっくに準備を終えていたお兄ぃとそろそろ学校行こっかと言う話をしていた。その時…
―ピーンポーンッ
インターホンがなりお兄ぃが出た。
「はい!いま行きます」
―ガチャッ
「おはよ亜衣いる?」
佳人の声がしたから私も玄関に行ってみた。そうしたら、言い合いをしている二人がいた。
「なんで佳人来たんだよ?亜衣のこと迎えに来るなっていっただろ」
「うるさいなぁ、そんなの俺の勝手だろ?」
とこんな感じで今にいたる。
このままじゃホントに遅刻しちゃうよ〜。
「亜衣の彼氏でもないのに迎えに来るな!」
「瑞希兄こそ亜衣の彼氏じゃないんだからそんなこと言う権利ないだろぉ!」
「お前みたいな弱いやつと亜衣が行って拐われたりしたらどうするんだよ!俺の大事な亜衣が!」
ないないない。私が拐われるなんて、絶対ない(笑)
……………って今お兄ぃ、『俺の大事な亜衣』って言わなかった?大事なってちょぉ照れる〜♪………ってん?大事なって、普段のお兄ぃはそんなこと言わない…。えええええええええ!なんでぇぇぇぇ?
皆様お久しぶりです♪☆yuuma☆です♪花束はいかがでしたか?気に入ってもらえましたでしょうか?気に入ってもらえたなら何よりです。第二章は学校が舞台となります。お楽しみに☆それでゎ、第二章のときに(>д<)バイナラ☆ミ