表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ネアンデルタール人は魔法が使えるか

作者: ねこふぐ

 この文章ではネアンデルタール人が魔法を使うことができるかについて考察していく。 


 始めに、魔法を「主に人類が任意に起こすことが可能な物理法則を超越した現象」と定義してみる。

 魔法を繰り出すうえで、よく必要とされるものは

  ・魔力

  ・詠唱や魔法陣

である。

 異論もあるかもしれないが上記の2点について、ネアンデルタール人は魔法が使えるかを考えていく。


 まず、魔力について。

 そもそも魔力は何が根源となっているのだろうか。

 ここでは生命力が根源となっているという仮説を採用してみる。

 何をもって生命力とするかは筆者にはわからない。

 しかし、筆者は生物学的に近縁にあたる種の間ではそこまで大幅には魔力の保有量が変わらないと考える。

 なぜならば、生物は進化の際に極端な変化があるわけではないからだ。

 今の猫が数十万年後にすぐに現生人類と同じような見た目に進化することは無いと考えられるように、魔力も長い時間をかけてゆっくりと変化するものであろう。

 そう考えた場合、現生人類とネアンデルタール人は同じヒト属なので魔力の保有量はほぼ変わらないということになる。

 よって、魔力の面では現生人類が使うことのできる魔法はネアンデルタール人も使用可能となる。


 

 次に、詠唱や魔法陣について。

 ネアンデルタール人の言語能力については諸説あるが、ここでは解剖学的には現生人類と変わらないが脳の能力が足りていなかったという説を採用する。

 彼らは、現生人類のような高度な言語を発達させることができなかった。また彼らの描いた図像も発見されていない。

 上記のことから彼らが独自に詠唱や魔法陣を編み出すことは難しいかもしれない。

 しかし、ゴリラやチンパンジーが人間の言語を覚えることが可能だとする研究はいくつかある。

 そして、ネアンデルタール人はゴリラやチンパンジーよりも明確に現生人類に近い種である。

 よって、彼らが現生人類からの教育を受けた場合、詠唱や魔法陣構築は不可能とは言い切れない。


 

 結論としては、魔力の面で見た場合ネアンデルタール人と現生人類の間には大きな差はないが、言語能力などの面で現生人類に劣るために彼らが独自に魔法技術を編み出す可能性は低いと言わざるを得ない。

 しかし、何らかの手段によって仮に現生人類による教育が行われたとした場合その限りではなく、簡単な詠唱を含む魔法ならば使えるのではないか。

 後続のもっと頭のいい人たちによる考察を期待したい。


一般人が軽くググった程度の知識、平凡な発想力で書いたのでガチ勢のマジレスとか怖いから、その知識でもっと正しい考察文書いてね。


そもそも魔力の定義やら、他の面についてはこうだとか、他の生物ならこうだとかのちょっと違ったジャンルでの考察文も期待

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  いわゆる『魔法』の定義を、 1) 『魔力』と呼ばれるエネルギー源 2) 『詠唱』、『魔法陣』といった図式の描画及び特定周波数の音波の発生  とした場合、『魔法の行使』という現象を起こすため…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ