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prologue
閲覧ありがとうございます。小説家としてはまだ未熟ですが、よろしくお願いします。
辺りに足音を響かせ、薄暗い廊下を狼人の男が歩いている。
黒い毛並みのせいか、姿形ははっきりと見えないが、その分銀色の長い髪と赤い瞳が暗闇の中で浮かんでいた。
しばらく廊下を歩くと狼人は部屋の前で足を止め、その部屋に入った。
部屋には様々機械が置かれており、それらから伸びているコードは全て中央のカプセルに繋がっており、そのカプセルの中には一人の男が入っていた。
狼人の気配に気づいたのかうっすらと目を開き、口を開く。
「戻って来たか……ゼファー。それで、例の物は手に入れたのか?」
狼人――ゼファーは男の問いにゆっくりと首を振った。
「いや……場所は検討がついてるが、強力な結界が張られている……簡単には手に入らんだろう」
「そうか、まあいい。場所が分かれば後は時間の問題だ……ご苦労、ゆっくり休んでいろ」
「ああ、そうさせてもらう」
そう言うとゼファーは部屋から出ていった。




