プロローグ
初めてオリジナルの小説を書きました、マンボウです。
私の友達がいじめにあったことがある、と言って思いついた作品なので、ちょっとおかしな部分がありますが、多めに見てやってください。
――カチッカチ、カチカチカチッ
今日で不登校12日目、俺の名前は、鈴木裕太。あるちょっとした間違えでクラスから仲間外れにされ、ついにはいじめられた。
友達「なあなあ裕太、」
裕太「なに?」
友達「これ見ろよ~ww」
裕太「・・・・またお前そんなの見てんのかよ。いい加減やめとけよ」
友達「いいじゃん、俺たちもいい年なんだし」
裕太「よくない!だいたい俺たちまだ、高1だろ?勉強とかしろよ」
友達「へぇ~い・・・・」
この時はまだ何もなかった。そう、何も。
裕太「おはよー、どうした?」
友達「・・っあ、お、お前何したらこうなんだよ?!机に落書きされてんぞ!!!」
裕太「・・っは?ってなんだよこれ?!」
友達「何かしねぇ限りこんなんならねぇぞ、お前、何したんだ?」
裕太「はぁ?何もしてねぇよ!」
そう、俺の机には落書きがしてあった。死ね、消えろ、クズなどと書いてあった。何もしていないのにどうしてこんな落書きが?その時はそう思っていた。
裕太「・・・なんだ、この手紙」
友達「よ、読んでみろよ」
裕太「放課後、体育館倉庫に来い。こなければ殺ス。・・・・・」
友達「・・・・・気をつけろよ」
裕太「・・・・・あぁ」
放課後、俺は体育館倉庫に行った。まだ誰もいなかったが、すぐに誰かが来た。・・・しかも、先輩達が。
先輩「おぃ、てめぇのせいでフラれちまったじゃねえかよ。どうしてくれんだよぉ!おい!」
裕太「っへ?な、なんで俺――-」
先輩「っへ、じゃねえ!てめえ今日はこれくらいにしといてやる。明日は覚えてろよぉ!」
裕太「・・・・・?!」
そう言うと先輩は帰っていった。なんで俺のせいかは分からないが、フラれたんだろう、ということは分かった。
次の日、学校に来ると昨日より更にひどいことになっていた。落書きどころじゃすまない、靴がなくなっていたり、教科書がビリビリに破かれていた。
友達「・・・・・・」
裕太「・・・・・・」
その日は、一回も誰も話かけて来なかった。次の日も、次の日も。
こうして俺は不登校になった。家でパソコンをずーっとやっている。誰とも喋らない、俺の評判は近所でもいいほうだった。しかし、不登校になった次の日から、俺の評判は落ちていった。誰も俺が何をしているかなんて知らない。俺がどんな顔だったかも誰も知らない。そう、誰も。
いじめってひどいですよね、
ただ、嫌いなだけでいじめをし始めたり、
うざいからって言う理由だけで人をいじめるのはあまりにもひどいです。
人はかけがえのない、たった一つの命なんですよ。
それを、からかったり、悪口を言うのはよくありません。
まず、自分が言われたらどう思うか、やられたらどんなに痛いか、
考えてほしいですね。
次回予告
彼は、一つのゲームに手を伸ばす・・・・