表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

はじめまして

「こ、こんにちは」


ぶっすっとした顔で胡座をかき不機嫌丸出しで目の前にいるのは15程の少年。声をかければフンッと顔を背けられた。生意気な


「どっからきたの?」


そこ、と少年が指を指すのは家の風呂場。うん。知ってる。あたし、お風呂入ってたしね。目の前に現れたしね。湯船からざばーって。別に気にしてないよ?裸見られたとか第一声が貧乳だったとか別に気にしてないから

ってかあたしが聞きたいのは


「あーっと、名前は?」

「あ?お前、この信長を知らぬのか」


知らないよ?信長さんなんて知り合いにいないしね。どっかであったかな。いや、会ってないな


「いや、知らないけど」

「失礼な」


む、と表情が怒りに変化した信長さん。なんかすみませんね、知らなくて


「この、尾張のうつけものを知らぬとは。お前、ばかか?」

「ばか?」


尾張のうつけものさんなら知ってるよ。織田信長さんでしょ?さすがのあたしでも知ってるよ。馬鹿にしないでよ、え、織田の信長さん?


「織田信長さん?」

「様だ」


・・・え、え?えぇ?


「嘘やん。あんた偽物やん」

「・・・無礼だ」


本物とか言っちゃうわけ?





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ