コラッツ予想2(33)3倍の動作の解釈が鍵
1と3を3倍すると
01->11
11->1001
このようになる。
この結果の読み方が重要だ。
基本的には1の数は増殖すると見てよい。
このとき、3倍前の値の1と合わされると、桁があがっていく。1の数だけ見れば、これは前の状態の1が相殺されたと見ることもできる。
値の大小ではなく、1の数で考えれば、1同士は相殺されて消えたと、とらえられる。
桁があがるので、1が完全に無くなる事はない。だから、1の複写と相殺、この2つの仕組みで0と1の比率はバランスがとられる。
相殺という考えかたは、通常の数式では表せないだろう。足し算なのに引くわけだから。
1は相殺されながら急速に上位に移動する。移動を0と1の交換とみてもいい。
そうすれば、上位に1が集まり、下位に0が集まっていく説明ができる。