新世代漫才
司会者「『試作品に強盗』登場ですー。お願いしますー。」
○「早速はじめていきますね」
○「もしもし聞こえてる?」
●「おう。聞こえてるよー」
○「えー、最近急に肌寒くなってきて秋をやっと感じれましたよね。私はもっぱら食欲の秋ですが君はどう?」
●「俺もお前と一緒で沐浴の秋って感じかもなー笑。」
○「ごめん、もっかい言ってもらえる?」
●「え、沐浴の秋?」
○「全然一緒じゃないね。赤ちゃんかインド人しか沐浴ってしないと思うんだけど特殊な秋の過ごし方してるんだね」
●「一緒だけに赤ちゃんってか笑」
○「全然なにがかかってるか分からないけど。」
●「一つのへその緒で繋がってるってかいて一緒だからね。一緒は赤ちゃんとお母さんくらい一緒ってことだよ。つまり全然違うから食欲と沐浴は一緒だよ。」
○「思ったよりロジカルに考えてたのね。一緒は一ヶ所が語源だから全然違うけど。」
●「混浴とか外気浴の秋も捨てがたい。」
○「あー彼の○○の秋のフォーマット、○○浴の秋で統一されてるんですね。私が食欲の秋って言ってしまったからですかね。」
○「君はどうしてそうお風呂にこだわってるの。」
●「混浴で人間観察とか、外気浴で外の空気味わいたいよね、生まれたままの姿で。」
○「普通なら逮捕されてますね。あなた。会話を重ねるごとに恐怖は私の心に刻まれるところまできてます。すぐにでも切りたいですねこいつは。」
●「そんなこと言わないでお母さん。」
○「あなたとへその緒を繋いだ記憶はないのだけれど。」
(中略)
●「…」
○「完全に人間の思考プロセスをトレースできたわけではありませんが、前回の一号に比べるとかなり円滑なコミュニケーションがとれるといってもいいでしょう。ゆくゆくは冗談の思考プロセスをインストール可能にしますし、今までの堅苦しいロボットの対話から逃れることができるでしょう。二台も揃えれば漫才でも始めてくれるはずですよ。それでは試作品2号と弊社の未来にご支援のほどお願いします。」
●「……」
※ラボット社 自律思考型AIプロトタイプゼロツー 製作発表会より一部抜粋
(ラボット社での製作発表会にての一幕です。文字起こしAIの使用により多少の誤字が認められます。)
物書きの経験が少ないので対話型の短編を執筆してみました。中略部分をもう少し肉付け出来たらと考えています。当たり前ですが完全フィクションのお話です。会社名など実在する団体と全く関係ないので悪しからず、ありそうな会社名ラインを攻めたらビンゴしてしまったので追記しておきます。
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