3話 それぞれの職業
〈名前〉山田 浩介
〈レベル〉1
〈職業〉格闘家
〈HP〉300
〈MP〉50
〈攻撃力〉200
〈防御力〉50
〈敏捷〉 200
〈魔力〉 10
〈運〉 10
〈スキル〉肉体強化
一時的にステータスが二倍になる。
〈名前〉寺田 賢治
〈レベル〉1
〈職業〉魔導師
〈HP〉100
〈MP〉200
〈攻撃力〉20
〈防御力〉20
〈敏捷〉 50
〈魔力〉 300
〈運〉 10
〈スキル〉魔法解放
属性関係なく全ての魔法を使うことができる。
また、同時に魔法を二つ使うことが可能。
二人ともなんて恵まれた職業なんだ。
格闘家と魔法使いと言えば王道じゃないか。
ん?!俺のステータス魔法使いより貧弱なのか?!
魔力が負けるのはわかるが、他も負けてるじゃねえかああ!
なんで、おれはこんな邪道な職業なんだ。
また俺は大きなため息をついていた。
「お前の職業は?」
浩介が俺に言ってきたので仕方なく見せた。
「なんだよ、お前のその職業。ものまね芸人みたいなやつだな。」
芸人ってなんだよ。。俺も少しは思ってたけど
言われると傷つくぜ。。
賢治がクスッと笑ていた。
普段顔に変化がないだけにイラッとくるぜ。
ひょろ眼鏡が俺達の方にやってきて、
「ち、ちみたち、あちらの方たちが住む場所を案内してくれるからついて来なさい。」
「は〜い」
俺達は声を合わせて返事した。
よくMMOでてくる宿屋みたい部屋で意外と俺はくつろげた。
しばらくすると、食堂みたいなところに呼ばれて、今後の方針なんかが話し合われた。
元の世界には帰ることはできないので、この国に協力をして帰る手段を見つける。これが今できる最善の案だとひょろ眼鏡に言われた。色々文句言うやつはいたが、結局その案に俺達は乗っかるしかなかった。
協力しようにも、俺達のレベルが低いのでまずはレベル上げを行う事を新ドルイド側の世話がかりから言われた。
近くにダンジョンがあるらしく、そこで兵士なんかもよくレベル上げを行うらしい。
いつルーン王国が攻めくるかもわからない状況なので、明日から早速ダンジョンにクラス全員でいく事になった。
俺はますます、MMOみたいだなと呟いていた。
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