表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/68

34話 ロボット?!

これ、、ロボットだよね。

 

なんか二足歩行してるよ。

なんか強そうだよ。

なんか目が光ってるよ。


目からレーザーのようなものが放たれ

俺の頬をカスった。


レーザーが直撃した場所からは大きな爆発とともに

爆風と爆音が同時にやってきた。


おかしいでしょ。この威力。

雑魚がボスクラスじゃない?!


それを見ても脳筋トリオは臆さず突っ込んで行く。


いや、おかしいよね。君達。

普通あれ見て突っ込んでいく?


浩介は無数の拳を当てるが全く効いていない。

美香の斬撃は胸の金属プレートに当たったが、傷一つ付いていない。


これはだめかと思ったが、阿部の攻撃が効いている。


あいつ、機械の装甲剥がしてるよ。

ミシミシと言う音とともに金属のようなプレートが剥がれていく。

内部はどう見ても機械仕掛けだった。


イブが突っ込んでいこうとしたので、一言釘を刺した。

「イブ本気だすなよ。」

「わかりましたわ。」


俺はすごく不安だった。また暴走しないことを祈るばかりだよ。

その内部にイブが拳を食らわす。


そのロボットは内部から爆発が起こり

前衛のメンバーを吹き飛ばした。


俺は爆発の砂のせいで目が開けられなかった。


「おいおい、マジかよ。 倒すと爆発するタイプか。」


前衛は結構ダメージを食らったが優奈の回復で

みんな無事だ。


こいつは大変だな。倒す度にダメージ食らってたら

優奈が保たないよな。


俺は寺田に戦い方について話にいった。

「このままだと、優奈のmp保たないよな。」

「ああ、さっき拾ったプレートに魔法をかけて見たが

魔法耐性があるなこれ。『空間断裂』なら効きそうだけど

、さすがの魔道士でもmpもたないぞ。」


無視するか。けど、囲まれたら厄介だしな。


美香がニヤニヤしながら寺田と俺のところに

やってきた。

「あたしね。いいこと思いついたんだあ。」


美香はこんな時大体ひどい案を出してくるんだよな。


「聞くだけ聞いてやるから言ってみろよ。」

美香は頬を膨らませて怒った顔をしているが、俺は完全に無視した。

「ないなら、あっちいけよ。」

「わかったわよ。あいつらのプレートを使って、あいつらと同じ姿になればいいんじゃない!」

「いや、バレるだろそれ。」


また、フグみたいになっている。

やれやれ。


美香は走り出しプレートを着け始めた。

実際にやるつもりか。無駄なことをするなあ。


着け終わると機械仕掛けのゴーレムに突進していった。


「ほらほら。見て見て攻撃してこないよ!」


嘘だろ。

いや、あのゴーレムばかなのか?!

どう見てもゴーレム仲間には見えないだろ。


俺:「マジか。」

寺田:「マジだな。」

優奈:「美香ちゃん、凄い!」

イブ:「素敵ですわ。」

阿部:「オイシソウ。」


阿部腹減ってるのか?!


まあ、阿部は放置して。

じゃあ仕方ない、美香の案でいくか。


俺達はダメージを受けながらもゴーレムを倒して

人数分のプレートを手に入れた。


阿部とか体デカすぎて、ほとんど体でてるよね!

なんでバレないわけ?!


いやいや、おかしい、おかしい。

もう、真面目に考えるのはやめよう。

真面目考えるだけ損だ。


俺達はプレートをガシャガシャ鳴らしながら無傷で99階層までついた。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ