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心の呟き

針鼠

僕は何点だろう


周りの目を気にしながら

いつも怯えてる


僕は何点だろう


周りの目が冷たく感じる

見て見ぬ振りを決め込む


僕は何点だろう


周りの目が怖くなる

居心地の悪い違和感を感じながら

自分の殻に閉じこもる



いつから周りの目を気にし始めたのだろう

いつから周りの目が冷たく感じ始めたのだろう

いつから周りの目が怖く感じ始めたのだろう



僕は何点だろう


罪を積み重ねた心が重くなる

罪を積み重ねていく心が怖くなる


僕は何点だろう


周りに感謝出来ているだろうか

そもそも感謝とはどうすれば良いのだろうか


僕は何点だろう


周りをちゃんと愛せてるだろうか

そもそも愛とは何だろうか



自責の念に捕らわれて

感謝の仕方も分からぬまま

愛という言葉の意味を知らぬまま


隣人を愛せよと言う

自己を愛せよと言う


感謝も愛も理解出来ぬ者が

どうすれば救われるのだろうか



僕は君にとって何点だろう


僕が君にとって120点なら

僕は周りから0点だと罵られても構わない

僕は周りからどんな冷遇を受けても構わない



感謝の仕方も愛し方も分からない

感謝の仕方も愛し方も教えてやれない


それでも僕は君に呟き続ける

『ありがとう』と『愛してる』

たとえそれが自己満足であっても




君の目に宿る純真無垢な光が

僕の心に宿る魑魅魍魎の闇を払う




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