表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/32

独りで拘る勝ち負け

 <ミスコーポレーション>に入って二ヶ月が経った八月末。夏休みを一週間もらい、土曜から三日間、東京南西部の市に住む伯父、政長の家に泊めてもらう事になった。


 子供の頃、お盆に帰省する政長一家を見る度、都会的センス溢れる雰囲気に、羨望と嫉妬を抱いていた。  政長一家と比べ、我が家は野暮ったく見えていたから。


 プラス、両親が地元にいるうちに対し、遠方から迎えられている光景も、羨望と嫉妬に拍車を掛けた。私が上京した理由の一つは、政長一家の存在にある。

 豹変する両親から逃げる為。都会に住む親戚一家に憧れたから。私の精神はどこまで幼稚なんだか……。


 政長には三人の子供がいて、長男、睦仁は神奈川県。次男の武政は埼玉県に仕事の関係で移っている。  長女の良子は都内北西部の市に移っていて、休みが合えばたまにお茶したり、二人で買い物に行く事もある。


 政長の家に行くのは、武政が結婚した時以来一年ぶり。私が学生の頃は、よく外食を共にしたりする事があったけど、政孝が退社してからは、何となく距離ができていた。


 私が政長宅に着くと、妻の明子はご馳走を作って歓迎してくれ、良子も私が来ると知って実家へ寄ってくれた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ