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実験詩集  作者: テスト
2/2

気持ち

個はなくなり、細切れにされ、私の存在はほぐされ、混じり合う。

他のものと一緒に、認識もされず、その中で失われていく私の声。


露となり、地霊の中に隠れ、ふわふわの雲に包まれて見えなくなる。

熱い世界での最後の舞い、私はただの一部として融合しているだけ。


都の人は楽しげに味わうけれど、私の悲鳴は風に消えていく。

私はただの生きる糧ではない、感じ、思う魂を持つ存在だった。


毛嫌いしている、摩耗していく私たちの個性と命。

そのものに隠されたこの真実、私はただ、それを嫌っている。

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