僕がもっと若かった頃
かつて僕がもっと若かった頃
僕は一人の若い女の子に恋をした
その人は長い髪の毛をしていて
優しく美しい人だった
僕は何度もアプローチした
けれどそれは不成功に終わった
暗いさみしい夜道の中を
僕は何度ひとりぼっちで
帰って行ったことだろう
美しい物には棘がある
ちょうどバラのように
仲良くするようになってからは
君は僕を下の名前で呼ぶ
青空の透き通ったある日
僕は君を抱いた
それは美しい午後のことだった
けれどそれもつかの間だった
僕は君と別れ
恋の炎は燃え尽きて
灰ばかりが残った
永遠の君よ けれど君が僕のことを想う時
いつでも僕は君の胸にいるよ
たとえ違う国に居ても
たとえ死に別れたとしても