表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

17/32

17.庭の入り口に大きな薔薇の木が一本立っていました

「とりあえずどの辺の説明から行く?」


「薔薇戦争の血縁関係が分からないと、誰がどんな思惑で動いてるか全然分からないから、やっぱりエドワード3世と息子達からじゃないかな」


「シェイクスピアの歴史劇なぞった方が早い気がしてきた」

「それは長い」

「同名の人どうする?」


「リチャード3世が中心になるから、リチャード3世から見て誰って言った方がいいんじゃないか?」


 寄せ集めの同好会集団、合同同好研究部。

 暇に飽かせてWho killed Cock Robinの元ネタを検証しているところである。


 現在は15、16世紀にリチャード3世の鎮魂を祈るためにできた。という仮説のもと、薔薇戦争の内容を確認している。


「副部長、薔薇戦争は15世紀イングランドで起こった、王様の血縁者による内戦です」

「はい」


 眠そうな目の合同同好研究部副部長早矢(はや)

 歴史が苦手な彼に説明できれば大体OKという基準で進んでいる。


「まずエドワード3世。この人は14世紀のイングランドの王様で、リチャード3世達のご先祖様。

 薔薇戦争の王位関係者はすべてこの人の子孫と言っていいはず。

 フランスと百年戦争を始めたのもこの人」


「百年戦争って何だったの?」


「色々あったみたいだけど」

「俺達も説明する自信が無いけど、薔薇戦争の原因にもなってるからな」



「戦争の理由の一つになった毛織物の産地フランドル地方はおおよそ今のベルギーの辺り」


「イングランドの羊毛をここに輸出して毛織物にするっていう持ちつ持たれつの関係で仲が良かった。

 イングランドと仲がいい上に自治都市が活況。フランスの王様としては後々めんどくさくなりそうなんで、親フランス派の領主を押し込んだらしい。

 当然市民は反発。反乱と鎮圧を繰り返し産業が大変なことになる。

 イングランドは国内の余剰分の羊毛をここに輸出して関税をかけてたから、ここが無くなると税収が減る」


「あれ? 思ったよりベルギーだった。ノルマンディーの方じゃないの??」


「ここら辺ってイギリスに一番近いんだってさ。イギリスのドーバーとフランスのカレーは50kmに満たない。

 カレーは百年戦争でエドワード3世が占領した。この時、降伏の交渉をした人たちの話をもとにした像がロダンの『カレーの市民』。

 エドワード3世はカレーに羊毛などの貿易を独占させて関税を徴収する事でイングランドの財政を支えたらしい。

 カレーは薔薇戦争でもしょっちゅう名前が出てくるよ」



「50kmの海ってどれくらいなんだろ?」


「えー……青函トンネルが50kmぐらいだっけ?」

「津軽海峡自体は20kmから50kmぐらいだよ」

佐渡島さどがしまぐらいじゃない?」

「島根半島から隠岐おき諸島の知夫里ちぶり島ぐらい」

「伊豆半島から御前埼おまえざき岬ぐらいまで」

「ほんとに小さく向こう岸が見える感じ」


「近いような遠いような……」


「まぁそんな感じでこの辺の問題は両国の一大事なわけだ」



「一方でフランスが接収しようとしたアキテーヌはかなりスペイン寄り」


「そこ、結構遠いけどイギリスと関係あるの?」

「当時はイギリス領」

「ちなみにアキテーヌ、ギエンヌ、ガスコーニュは大体この辺のことらしい、名前が示す範囲も増えたり減ったりするし、この3つとも大体同じ場所って考えていいと思う」

「ボルドーのワインは今も有名。ここをとられると関税払ってワインを輸入しないといけなくなる」



「フランスがこのアキテーヌを接収した口実が、フランス宮廷で公文書偽造した人がイングランドに亡命したから引き渡し要求したけど、応じなかったからだっけ?」

「文書偽造でイングランドに亡命って何したのその人?」


「えーと、フランドル地方の近所のアルトワっていう所の領主の息子だった人で、父親が早くに戦死しちゃって領地が親戚にとられた。

 父親の遺言書等を偽造して領地を相続しようとしたんだけど、ばれて処刑されそうになって亡命した。だったかな?」

「流石に犯罪者一人と土地丸ごとは言い掛かりじゃない?」


「意趣返しの応酬でもあったりするみたいだ。

 これ以前に、エドワード3世がスコットランドの後継者争いに横槍を入れている。

 エドワード3世が推してた人がスコットランドの王様になったんだけど、対立してたスコットランドの王様候補はフランスに亡命しちゃった。

 フランスに文句言いに行ったんだけど、当然スコットランドの王様候補は引き渡してもらえなかった」


「それでスコットランド後継者争いの時の意趣返しに、フランス宮廷から亡命した人を匿ってフランス宮廷内の情報を教えてもらった感じだったと思う」


「とにかく、こういったのが積み重なって、イングランドのエドワード3世がフランスの王家の血を引いてるのを口実に殴り込んだと。

 まぁ継承権云々は戦争吹っ掛けるための口実だったって認識が強かったみたいだけど」


「このエドワード3世のフランス国王の座、確かフランスのルール上では継承権無くて、イギリスのルール上では継承権ある。みたいなややこしいのがあった気がするけど、法律の問題は難しくて分かんないんでパス」



「とにかく色んな理由が複合して、フランスの辺りで領地を取ったり取られたりを百年間。そんな感じの百年戦争だったらしい」




「副部長に王様一族の説明どうする? 結構複雑だけど」

「多少の正確さは犠牲になってもらおう、関係性が分かればいいんだし。黒太子の方が通りがいいか?」


「とりあえず、今出てきたエドワード3世の息子達がリチャード3世達のご先祖様」


「エドワード3世の息子、兄弟上から順に黒太子、クラレンス公、ランカスター公、ヨーク公、グロスター公が居た。

 誰が何番目って言うと早世した人を入れるのかどうかとかで混乱が起こりがちなんで、とりあえず5人、この名前で呼ぶ。ちゃんとした名前で呼ぶと長いから」


「既に分からなくなってるんだけどえーと………5人」

「これ以上短くするのは無理なんで少しずつ覚えて」




「とにかく、エドワード3世から百年後。

 白薔薇ヨーク家のリチャード3世のお父さん達が、赤薔薇ランカスター家の王様と枢密院がやらかした百年戦争の敗戦や失政に堪忍袋の緒が切れた。

 そうして始まったのが薔薇戦争って感じ」


「薔薇戦争ってリチャード3世のお父さんの代から始まるんだ?

 ていうか赤薔薇白薔薇って何?」


「紋章とは別に、所属を示すHeraldic badge、記章?っていう図案があったらしいんだ。

 リチャード3世達ヨーク家の記章が白い薔薇。

 王様達ランカスター家の記章が赤い薔薇。

 だから後年つけられた名前が薔薇戦争」


「待って、何回か出てくるのそれ? 早速混乱してきた。どっちがどっち? 赤? 白?」


「………リチャード3世の遺骨が発掘されて新しい墓所に改葬される時、葬列の沿道には喪服を着て白い薔薇を持った人が集まってたって話だ」


「あ、色は覚えた。

 ………さっきの話だと、つまりヨーク家がイングランド下克上?」


「そんなん言ったら正当防衛とはいえ、黒太子の息子の王様をぶっとばしたランカスター家がそもそも下克上だからな」


「???」



「エドワード3世の直後の時代から簡単に説明していこう。

 黒太子は若くして亡くなって、息子が王様になった。リチャード2世」

「え? ああ、2世そこなのか」


「幼王だったリチャード2世が王位についた頃から、今出てきた黒太子の弟達、つまり親戚の叔父さん達がうるさく口出してきて仲悪かったらしい。

 その報復なのか何なのか、この黒太子の息子は成長してから専制をやった。

 他の親戚の土地没収とか、難癖付けて爵位没収とか無茶し始めた。そのため、有力者達に反撃されて廃位、断絶した。

 この時に王様をぶん殴ったのがランカスター家で、以来ランカスター家が王様をやってる」


「クラレンス公の所はクラレンス公が早くに亡くなって娘だけ。

 女系だけどイングランドは性別で継承権を否定してなかった。だから黒太子の所が断絶してからは、血筋の上での継承権はここが一番上と言える。モーティマーって出てきたらここ」


「ランカスター公、ヨーク公は後で詳しく説明するとして、その下に末っ子のグロスター公。

 グロスター公は一代で殺された。反逆罪で捕まってる間に王様に暗殺されたと言われている。

 だけど娘が嫁いで血筋が続いてたんで、リチャード3世の頃はバッキンガム公って名前で家が復活してる」



「薔薇戦争が始まった時の王様はランカスター家のヘンリー6世。

 リチャード3世のお父さんは第三代ヨーク公リチャード・プランタジネット」


「……もしかしてリチャード3世と親子でリチャード?」

「そう」

「兄弟多いとどこかでかぶるからな」


「リチャード3世は末っ子で、上にエドワードとエドムンドとジョージが居る、姉も数人居る、実は他にもリチャード三世の兄弟姉妹は居るけど、早くに亡くなってる」


「リチャード3世のお母さんの実家のネヴィル家も、伯父さんのリチャード・ネヴィルと従兄弟いとこのリチャード・ネヴィルが居るぞ。この二人も親子で同じ名前。

 伯父さんの方を第5代ソールズベリー伯、従兄弟の方を第16代ウォリック伯と呼ぶ。

 この二人は薔薇戦争の間、ちょくちょく出て来るけど、なるべく分かりやすく呼ぶから急いで覚えなくていい」


「そういう名前が被った時って、家族は呼び名、どうしてたんだ……」

「西洋の人には家族や親しい人が呼ぶあだ名があるっぽいから、当時もそうだったんじゃないかな? 分かんないけど」

「シェイクスピアの劇の中でだけど、ヘンリー5世はいくつかのあだ名で呼ばれてた気がする」

「へー」




「エドワード3世の息子達から薔薇戦争までの経緯を簡単に説明する。

 リチャード2世を廃位して王位を継いだランカスター家、ヘンリー4世は自国の安定を考えて、百年戦争には消極的になっていた。

 この頃、黒死病が蔓延してイギリスフランス両国に内乱が発生したのもある様だ。

 もう一つは王様を追い出しちゃった経緯があるもんだから、色んな勢力が入り乱れててんやわんや。ヘンリー4世も命を狙われたりした様だ」


 一方、その息子のヘンリー5世はいち早く国内をまとめ、フランスの内乱などを利用して遠征を成功させる。


「このヘンリー5世の治世の時代は比較的安定していたらしい。その中で起きた大事件がサウサンプトン陰謀事件。

 これはヘンリー5世を暗殺して、ある人物を玉座に就けようとする計画だった。

 担ぎ上げられそうになった人が王様に密告して発覚したらしい」


「この担ぎ上げられそうになった人はクラレンス公の血筋、モーティマーの人」

「おお……伏線回収みたいだ」


「リチャード3世のおじいさんにあたる人が、この陰謀に関わったとして処刑されてる。

 その直後に他の親戚も戦死したりして何やかんやあって、リチャード3世のお父さん以外にヨーク家とモーティマー家を相続する人が居なくなった」


「ちょっと待って、えーと………ヨーク公じゃなかったっけ?」

「合ってる。そしてリチャード3世のお父さんのお母さんはモーティマー家」

「あ、そうなんだ。えーと……リチャード3世の父方のおばあさんがモーティマー家か」

「合ってる」


「リチャード父さんにはお姉さん、要するにリチャード3世には伯母さんも居るらしいんだけど、この辺はもう自信が無いのでスルー」



「この相続について、王様ヘンリー5世は若干悩んだ」


「なんでも私権剥奪Attainderっていって、普通は反逆罪とかで処刑されると、その子孫に爵位その他の相続権が無くなるらしい」


「ヘンリー5世は国内をまとめるために、過去の事を不問にする方針でやってたみたいなんだよね」



「この時、リチャード父さん、5歳ぐらい。

 ヘンリー5世は将来、リチャード父さんが成長したら亡くなった親戚の領地とかを相続するように手配した」


「ちなみに反逆罪で私権剥奪された例がさっきの初代グロスター公らしい。息子は爵位を継承できずに、バッキンガム(はく)になっているそうだ」



「そんなわけでリチャード父さんは、爵位は持っているけど孤児だった。

 多分12歳ぐらいまでは王様の下で保護監視されてて、それ以降にお世話になったのがネヴィル家。

 王様からリチャード父さんの後見人に指名されたネヴィル家の当主としては、相続で将来大貴族になる子と自分の娘とを結婚させられるっていう下心はあったみたいだけど、とにかくリチャード父さんはそれなりに平和に育ち、その家の娘さんと結婚する」


「このネヴィル家は今言った通り、リチャード3世の母方の親戚。リチャード3世達の時代まで何かと縁がある」




「そうした騒動を収め、ヘンリー5世はフランス軍に勝利し、フランスの王様の娘を王妃にもらって、ゆくゆくはフランス王、という取り決めもしたんだけど……急死する」


「またサスペンスの気配?」

「戦地での病死と言われている。赤痢だったかな?」

「じゃあサスペンスじゃないか……ジョン王も赤痢じゃなかった?」


「ジョン王は何故か果物を食べ過ぎたって説もあった気がするけど、赤痢は汚染された場所に触った蠅が食べ物にくっついたらアウトだからね。

 一度蔓延したら防ぐの難しかったと思うよ」

「ヘンリー5世の軍で赤痢が大流行したことあるんだってさ」


「じゃあ病気に見せかけた毒殺とかじゃないのか」

「知らん。王様暗殺がバレたら死刑だぞ」



「そうして想定よりかなり早くヘンリー5世が亡くなった。後継者のヘンリー6世、生後9か月」

「生後9か月かぁ………」


 幼いヘンリー6世はイングランド王の父親、その少し後にはフランス王の祖父を亡くして、イングランドとフランスの王位を継ぐことになる。



「ちなみにフランスから来た王妃様はヘンリー5世が亡くなって未亡人になったわけだけど、王妃時代から身の回りの世話をしてくれていた一般男性と再婚して、子供も生まれる」


「実は全然一般男性じゃないけど、後にしよう」

「世話係の男性というのも実は諸説あるらしいけど、分からないので放置」


「王妃様が一般男性と再婚って、反対されなかったの?」

「再婚したという事にはなってるけど、本当は多分色々大変なことになったよね」



「幼少のヘンリー6世の代わりに、摂政会議っていうのが政治を担当した。

 ヘンリー6世の時に枢密院で影響力が強かったのはボーフォート家っていう所」


「このボーフォート家は、王様達のランカスターの分家。

 ヘンリー4世には異母兄弟が居た。

 父親のランカスター公が再婚する手続きの前に生まれてたから、私生児という扱いだったんだ。

 この異母兄弟は嫡子になる代わりに王位継承権を放棄させられたとされている。その子孫がこのボーフォート家」


「決まりの上で王位を狙えないからか、逆に心置きなく重役についてたみたいなんだけど………

 百年戦争で負け続けたり、枢密院がポカしたりと、めちゃくちゃ立場が悪くなった。

 つまり重役がランカスター家とその分家のボーフォート家で固まってたため、この辺の政策のやらかし、大体全部ランカスター家のせいという事になる」


「政策のやらかし大体全部ランカスター家のせい……」



「この辺の親戚の血筋を詳しく追うと大混乱に陥るから放置する。雑に言うとリチャード3世の母方のお婆さんのお父さん、つまり曾お爺さんはランカスター公だった気がする」

「おお、大混乱に陥るって事は分かった。王様達の家系図難し過ぎるな」



「とにかく、この当時の枢密院はヘンリー6世の摂政として権勢を振るっていたにも関わらず、色々やらかしていた。

 敗戦を繰り返すわ、同盟してた所に喧嘩を売りに行ってフランスと結託されるわ、フランスからヘンリー6世の王妃様を迎えるにあたってフランスに持ってたイングランドの土地を皆に内緒でフランスに割譲するわ、内乱を止められないわ」


「ヘンリー6世の王妃様との結婚のための割譲っていうより、トゥール条約っていうフランスとの休戦協定に休戦も、割譲も、王妃様との結婚も入っていた様だ」


「ヘンリー6世もフランスから王妃様もらうんだ?」

「どういう政治判断かは知らない。フランスの各地との関係の強化かね? 王妃様の実家はロレーヌ公国っていう所らしい」


「マーガレットオブアンジューはシャルル7世の義理の姪じゃなかったか? シャルル7世の王妃様の弟の娘だったかな?

 イングランドの宮廷は度重なる敗戦でフランスとの和平派に傾いてたはずだ」


「シャルル7世誰?」

「ジャンヌダルクに助けられて領地回復してイングランドを追い出したフランスの王様」


「………つまりお嫁に来たのはフランスの王様の義理の姪………それってどれくらい影響力あるの?」


「イングランドは王様の義理の父がフランスで和平工作してくれるのを期待したらしいんだけど、あまり効果なかったみたいだね」


「この条約はことごとくフランスに有利だったという。

 和平派はこの超弱腰外交を批判された」

「なるほど」



「まぁそんなイングランドの宮廷を批判した一人がリチャード3世のお父さん」


「リチャード父さん、ヨーク公リチャードはヨーク家で継承順が下と言っても、母方は王様達より継承順が上のクラレンス公の血筋。相続による超巨大領地の主。結婚してるのは有力者との縁者の多いネヴィル家」

「おお」


「こうした諸々でイングランドに二つの巨大勢力ができた。

 政治の中枢、枢密院を固めるランカスター家とボーフォート家、つまり赤薔薇のランカスター家が一勢力。

 それ以外の人達、ヨーク公リチャードの白薔薇のヨーク家の一勢力。

 枢密院がやらかすたびに対立する感じになっちゃったわけだ」


「エドワード3世が公爵位を作ったから、息子達って全員初代なんじゃなかったっけ?」

「別にエドワード3世が息子達を一斉に叙爵したわけじゃない。ヨーク公とグロスター公を叙爵したのはリチャード2世のはず」

「初代ランカスター公は息子じゃない。戦功と血筋で創設された初代ランカスター公の娘とエドワード3世の息子が結婚してランカスター公だったと思う」

「………もうだめだ………」

「副部長、細かい事は気にするな。俺らも分かんないから」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ