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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年 12月
989/1001

冬至にかぼちゃを食べる理由

 今日は冬至、一年で一番お昼が短い日です。寒いです。


「今日はかぼちゃとゆず湯だ」


 と、ゆずとかぼちゃを買いながら、ふと、


「そういやなんで冬至にはかぼちゃを食べるんだろう」


 と、気になりました。


 夏至には色々考えてなんやかんや書いてましたが、そういや冬至のかぼちゃについては考えたことがなかった気がします。


 早速調べてみたところ、やはり当然いくつか説があるんですが、


「寒い冬に栄養補給するのに昔は長期保存できて栄養がある食べ物が少なかったのでかぼちゃを食べた」


 というのが一番現実的かなと思います。


 他には、


「かぼちゃは南瓜と書き、一番昼が短い冬至から日が長くなる、南に向かって進むというところから」


 という説明もありました。


 他には、


「かぼちゃの色を金色に見立てて魔除けに」


 というものも。


 どれも合せ技かも知れませんが、やっぱりかぼちゃ以外になかったというのが一番最初な気がします。


 ついでに「ゆず湯」についても調べてみたら、


「ゆずの香りで邪気を払う」


 というのがあったんですが、香りだけならゆずじゃなくて他の柑橘でもいいように思います。


 それから、


「融通が利くという語呂合わせ」


 というのがあったんですが、融通が利くのなら年中入った方がいいのでこれもちょっと疑問。


 次には、


「冬至と湯治をかけてる」


 というももありましたが、だったらますますゆずじゃなくてもなんでもいいじゃないの?


 結局のところ、かぼちゃもゆずも、その季節にある物だからというのが一番の理由なんでしょうね、おそらくは。それから後でなんやかんやとこじつけたのでいくつか説があるけれど、どれも「これ!」という突出したオチがつかなかったので、なんとなくそのままもやもやっと「そうらしいよ」で終わってるようです。


 なんにしても、かぼちゃもゆずも定番なので食べるし入りますが、昔の人がやってみて、


「これはいいから続けよう」


 と思ったのが現代まで続いているんでしょうから、素直に先人の知恵にあやかろうと思います。


 今夜は素直にぬっくぬく~

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