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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年 12月
987/1001

柿ピーの威力

 SNSでちょっとばかり「柿の種」の話題になってます。あまりいい話ではないですけどね。


 ということで、話の内容には関係ないよう~ですが、もちろん食べたくなりました。


 昨日、買い物に行った時に、件の会社のものではないですが、お得用の大入りの柿ピーというものを購入。こういうのってそういや「柿ピー」とも呼ぶなあと思いながら、お得だったのでそれにしたんです。


 夕飯の後。はい、ここ重要です、ご飯の後ですよ、早速大袋を開けて食べることにしました。正直、どこのもそれほど味は変わらないと思います。食べ比べてみたわけじゃないけど、これまでの経験から「ここのはまずい」と思うのには当たったことがないと思う。


 「柿の種」は元々は「浪花屋製菓創業者」の今井與三郎さんという方が作ったお菓子なんですが、小判型のおかきを作る金型を奥さんがうっかり踏んでしまい、その型で作ったところ「柿の種みたいだ」ということで売り出したら大ヒットしたというお菓子です。このへん、あっちこっちで見たり聞いたりすることも多いので、ご存知の方も多いかと思います。「ボーっと生きてんじゃねーよ!」でおなじみの番組でもミニドラマになってました。誰がいつ作ったかはっきりしてるお菓子ですが、登録商標されていないので、誰もが使える商品名になっているようです。


 で、昨日私が買ったのも本家のではないですし、あまりメジャーじゃない会社の商品です。同じシリーズのおかきが何種類かあるんですが、鮮度を保つためにどれも真空状態でぺったんこにして売ってあり、残ったのはまたチャックして置いておけるようになってます。


 カリカリと食べて、食べ終わったので袋の空気を抜きながらチャックを半分ほど閉め、さらに空気を抜こうと袋を押さえたところ、


「ぷしゅっ!」


 と、閉めてなくて空気を抜こうとしていたところから空気が吹き出し、左の目に当たったんです!


「うわっ!」


 と思いましたが、痛くもないし、びっくりしたなあで終わってたんですが、その後お風呂に入った後からなんかチクチクと痛い。どうやら吹き出した空気に含まれていたおかきのクズか何かでちょっと目に傷をしたようです。それまでは涙でコーティングされてたのが、お風呂で洗い流されたか何かでチクチクするようになってしまった。


 お風呂上がりには左目を閉じ、涙でうるおうようにしておいて寝たからか、今朝はかなりましになってます。目を開けてても痛くないし、ちょっとコロコロするぐらい。逆まつ毛の時ぐらいの感じなので、大したことはないですが、まさかあんなことになるとは思いませんでした。


 しかしなあ、まさか柿ピーがあんなに攻撃力が高いとは。さすが日本の伝統菓子だ、と妙なことに感心しています。皆様も柿ピー、柿の種に油断なさいませんように。

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