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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年 11月
965/1001

テレビの役に立つところ

 二日間、家を空けてたもので見たい番組を見られませんでした。そんなにたくさんはないんですが、「ゴールデンカムイ」「こころ旅」「鉄腕DASH」ぐらいはまず見たい。


 横になって録画を見ながら寝ようとしてました。眠かったので一番短い「こころ旅」から。これは先日亡くなった火野正平さんの最後の旅らしいです。それを追悼として放送することになりました。

 熊本に入って一日目、四日で1週間分なので、その初日を撮って正平さんはギブアップしたんでしょう。それほど腰の具合が悪かったのかも知れません。


 録画を見る限りでは、


「なんかちょっと口調が弱い気がする」


 と思いました。


 これは、調子が悪かったのかなと思って見てるからかも知れません。その程度に「なんとなくしんどそう」と思える部分がちょっとあったように思いました。それでも、いつものように地元の方と触れ合って、山ほどのみかんをもらっている時、


「洗濯物が揺れてる」


 寝転んでたからか全然気がつかなかったんですが、録画を止めてテレビに切り替えたら、また能登半島の方で震度5以上の揺れがあったようです。急いでそちら方面住みのL氏にSNSからメッセージを送ったら無事でほっとしました。


 こういうところなんですよね、リアルタイムで番組を見たいと思うこと。地震だけじゃなく、何かあったらすぐにテロップが入ったり、番組が切り替わったりして分かりやすい。録画を見たり、今回は見てなかったですが、ネット経由で映画とか見ててもそういうのはないんじゃないのかなあ。

 

 今、いつもよりたくさんテレビを見ていると思います。それも普段は見てないチャンネルを替えながら。もちろん、今も続く兵庫県知事戦のその後のなんやかんやを見たくてです。いや、本当にひどいですよ。そろそろテレビ側の言い分に「異議あり」と声を上げる方も出てきてますが、「推測されます」「こう思われます」「こうではなかったか」「こうのはず」「そうだったでしょう」から発展して、どんどんどんどん自分たちの思った方向に結論を持っていこうとしているようにしか見えません。単語の選び方一つにしても、あえて印象悪く見える言葉を使ったり、写真もよく人を脅かす時に下から懐中電灯を当てて怖い顔しますが、ああいう角度のを使ったり。あからさますぎて笑いながら見られます。


 もうテレビは見ないと言う方の気持ちも分かるんですが、私は今回の地震みたいなこと、そういうのが分かるように生放送しているテレビをつけていることが多いので、今回みたいに録画を見ていたら、やっぱりテレビはまだ必要だなと思いました。ラジオでもいいんじゃないという意見もあり、もっともだと思いますが、体が今はテレビに慣れてるんですよね。昔、部屋にテレビがなかった頃はラジオでもよかったんですが、単にそれだけの違いです。まあ、偏るのはテレビもラジオも新聞もそれほど変わらない気もしますし。


 本当に中立に立って放送してほしいものです。私みたいな人間も鼻で笑うことなく、まじめに見たり聞いたりできるような番組を作って。

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