表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年 11月
962/1001

ヴィッセル神戸、第104回天皇杯優勝!

 第99回優勝に続いて2回目の優勝です!


 ヴィッセル神戸おめでとう!


 現在我がヴィッセルはJ1リーグで2位の広島と勝ち点3点を空けて1位の場所にいて、


「もしかしたら2冠!」


 というなんとも光栄な位置にいるのですが、それは通常のリーグ戦と並行して天皇杯も戦わないといけないということです。


 11月も下旬に入り、今週も来週も重要な試合。しかもガンバ大阪との関西勢同士の決勝戦ですが戦う場所は東京の国立競技場、つまり遠征と同じような感じ。どっちも勝ってほしいけど、それはとても負担がかかって大変なことだと思います。


「どうなるかな、どうなるかな」


 ドキドキしながらテレビのチャンネルを替えてワクワクしながら見てたのに、


「前半寝てましたあ!」


 ごめんなさい! でも、寒くてちょっと体調よくなかったので、お布団に入って見てたらそういうことになったんです。今日は祝日で仕事も休み、普通の土曜日だったら仕事しながらなのでそういうことはできなかったけど、ゆっくり見ようと思ったらついつい……


「はっ、サッカーどうなった!」

 

 目が覚めたらまだ前半をやっていて、どちらも点が入ってないのでほっとしました。


 割とすぐにハーフタイムに入り、後半に入ってもあまり動きがなかったところに、ガンバの交代の後から激しく攻められることになり、


「うわっ、すぐにも点が入りそう!」


 と、押されてる感じだったんですが、すごいヘディングシュートが運良くはずれてくれた! なんとか危機を乗り越えましたが危なかったなあ。


 そしていよいよその瞬間です。前川からのボールを大迫が受けて飛ばし、それを佐々木がさらに飛ばしたのを武藤がキャッチ、蹴ったけど止められたのをさらに駆け込んだ宮代がゴール! 

 こういうゴール好きです。一人のすばらしいゴールも好きですが、チーム全員で息を合わせたゴール、みんなのゴールです。


 その後の長かったこと。ガンバもアタッカー2名入れて攻めてくるくる。そして危ない位置でのフリーキックを守護神前川がしっかりキャッチ、6分という長いアディショナルタイムも乗り切って優勝! おめでとう!


 ヴィッセルにとっては歓喜の瞬間でしたが、練習中にケガをして今回出場できなかった宇佐美がその瞬間から大泣きでした。宇佐美も好きなだけに申し訳ないと思ったけど、仕方ないです。逆のこともいっぱいあるんです。


 解説の中村憲剛が、


「決勝戦というのは残酷です」


 と言ってましたが、本当にそうだなあと思いました。勝つと負けるで本当に天と地ほど違う。本当だったら2位はすごいことなんですが、2位じゃだめなんですよ、2位じゃ。


 こうして見事2回目の天皇杯を手にしたヴィッセルですが、まだJリーグ、それからアジアの頂点を狙う「AFC チャンピオンズリーグエリート」のどちらも首位で次の試合が待ってます。


 選手たち、ゆっくり休んで次の試合に向けて調整してください。まだまだ戦いは続きます。

 

 ですがやっぱりもう一度……


「ヴィッセル神戸、天皇杯優勝おめでとう! チャンピオン!」


 と、叫ばせてください。うれしいぞ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ