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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年 11月
954/1001

 以前、


「一絃の琴」


 というタイトルで、「須磨琴」とも呼ばれる楽器のことを書いた時、


「宮尾登美子さんの一弦の琴という作品にこんなことがあったんですが、調べても出てこない、どうなっとるのか」


 と、書いたことがあるんですが、原因が分かりました。


「作品が違ってた!」


 ということです。


 昨日たまたま、NHKのBSで以前のドラマを再放送するという記事を見ていたら、


「1995年放送のドラマで松たか子主演の『藏』」


 と、ありました。


「タイトルに聞き覚えあるな、宮尾登美子さん原作か」


 と、その内容を追っていってびっくりです!


「これやん、これやんか、目が見えなくなっていく女の子の弟が頭を打って亡くなるの!」


 そう、もろにその部分がストーリー説明にありました。


「間もなくせきは田乃内家の跡取りたるべき男子を産むが、思わぬ事故で死んでしまい」

 

 そう、この部分です。このことで主人公が盲目でありながら家を継ぐ決意をするという重要な部分なので、もちろん説明しないわけにはいけないでしょう。


「タイトルがすり替わってたらそら見つかるわけないわー!」


 自分で自分に呆れました。当時、宮尾登美子さんの作品をいくつか読んでいて、その後の年月にいつの間か自分の中で混ぜ混ぜしてそんなことになってしまっていたようです。なんてこったあ! 「藏」ってタイトル、今回見るまで全く記憶から抜け落ちてしまっていましたし、ずっと「一弦の琴」だとばっかり思い込んで、時々思い出しては調べて「なんで書いてないんやろあんな大きなエピソード」と思ってましたが、そりゃ違うお話だったらないエピソードは書かないです、当然です、うん。


 ということで、疑問は解決しました、ありがとうございます!


 自分でも「もしかしたら宮尾登美子さんの他の小説と間違えて覚えてるのかも」と書いてましたが、それでも「藏」というタイトル自体がすっぽりと抜け落ちてたので、探しようもなかったかも知れません。


 すっきりはしたけど、相変わらずの自分の抜けっぷりにどう思っていいのやら。いや、お恥ずかしい。


 このドラマは酒蔵のお話で、舞台は新潟です。舞台は土佐だと思っていたのは「一弦の琴」としっかり混じっていますが違いました。今回あらためて解説のストーリーを読んだらしっかり思い出しました。そうでした、そういう話でした、ちゃんと覚えてる。というか、ストーリー自体はこちら、ほとんど「一弦の琴」の要素はないので、なんでそこまで思い込んだのかが分からないぐらい。なんでやねん!


 せっかくだから再放送を見ようかな。そして「一弦の琴」の方は実家に残ってるような気がするので、あれも探し出せたら読んでみようと思います。

※前回の「一絃の琴」はこちらになります。


https://ncode.syosetu.com/n5848ha/927


あまりのまぬけっぷりに自分で自分をさらしておきますので、よろしければご一読ください。

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