表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年 10月
934/1001

初めての選挙のことを覚えていますか?

 衆院選の投票日でしたが、期日前投票をしているので、なんだかもう終わったことみたいな感じです。


 夜、「鉄腕DASH」を見終わって8時からの選挙速報は毎日放送を見ようとチャンネルを4に替えたら、


「あれ、野球やってる」


 8時ちょっと前だったんですが、日本シリーズをやっているようでした。


「こんな日に選挙じゃなくて野球やるのか」


 と思ったら、


「両方一緒にやります」

 

 って、2画面でやったりしてる! いやいや、さすがにそれはどうよ、見にくかろう。それで元通りDASHのチャンネルに戻しました。


 8時から10時までは一応選挙をかけてたんですが、10時になったのでTMの番組です。今日はライブ映像とかがメインじゃなく、DJのようなことをして色々とおしゃべりの回で、楽しく45分間を見終わったので、今度は録画していた「ゴールデンカムイ」を追っかけ再生で見ました。今日はなんといっても「札幌世界ホテル」の回なので、どうしてもすぐに見たかったのです。


 見終わったらもう12時近かった。お昼にちょっと色々やることがあってお昼寝もしてないので、もう眠い。


「そういや選挙どうなったかな」


 と、少しは気になったものでまた4チャンネル、こちらでは毎日放送に替えたらさすがに野球は終わって選挙一本になってましたが、そろそろ放送も終わる頃でした。それで今度は地元の放送局であるサンテレビに替えたら、兵庫県を忠心に選挙番組をやっていたので、タイマーを仕掛けて、それを見ながら寝ました。


 夜中の3時に目が覚めたので、テレビをつけたらNHKでは続けて選挙番組をやってたので、ほぼ決まったその結果だけを見てまた寝ました。


 と、これが今回の開票開始後の私の行動だったんですが、なんかあんまり興味なさそうですよね。本当はそれではいかんと思いながら、今回はもうそうなるだろうと読めていたし、「こんなもんか」と思って終わりました。

 

 その選挙の番組の中で、


「十代の方の意見を」


 みたいなことを言っていて、そういや今は18歳から選挙権があるんだったな、私の時は二十歳からだったがと考えていて、ふと、


「そういや初めての選挙の時ってどうだったっけ」


 と考えたんですが、覚えてない!


「初めての選挙であまりよく分からなくてドキドキでした!」

 

 とか言ってる十代の方は、もしかしたらこの後の人生で選挙がある度に、


「私の頃から18歳から投票で」


 とか、思い出して話すのかも知れない。でも私は一切覚えてないのはなんでだろう?


 二十歳からですから大学時代だと思うんですが、本当に全く覚えていません。ですが、考えていてそんなもんかもなという思いもありました。


 選挙って全員がその時同時スタートじゃないですよね、今回みたいな国政選挙もあれば市町村レベルの選挙もある。しかもうちの大学は地方から、特に私の周囲は中国四国地方の人が多かったので、住民票が実家のままだと、あまり選挙だからと話題が盛り上がることもない。そのせいかも知れません。もしかしたら市町村レベルの選挙だったのかも。だったらますます、同級生とはそういう話もしませんよね。


 皆さんは自分が初めての選挙に行った時のことを覚えていますか? 私はまだ中学校、高校の生徒会長選挙の時のことの方がよく覚えているぐらい、全く覚えていないわけですが、覚えてらっしゃるのかな?


 最初の投票の時の気持ちをもっとドキドキで覚えていられる、そういう感じだったら今はもっと違う日本になってたのかなあと、ちょっとだけ反省モードかも知れません。でもなあ、だって、本当にそういう感じなんだもん。入れたい人、入れたい党もなくて「ここだけはなってもらいたくない」って消去法で決めていくしかなんだもん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ