表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年 10月
930/1001

カフェインレス増量

 あまり普通のコーヒーが得意ではなくなったけど、でもコーヒーの味は結構好き、ということで、カフェンレイスコーヒーを飲むようになりました。


 昔はコーヒーを普通に飲んでたんですが、いつからかどうもカフェインに弱くなったようで、日本茶もたくさん飲むと(たくさん飲むな)なんか胃にくるというか、しんどくなるというか、そんな感じになるようになりました。普段飲むのはそれと、花粉症対策にルイボスティーが主です。麦茶感覚でやかんでどーっと沸かして、年中冷蔵庫で冷やしてあります。


 そういうわけで、父が元気な頃、コーヒーは主に妹に任せてました。妹が来たらドリップで入れて飲ませてくれるので。私も妹が来た時ぐらいはちょこっと一緒に飲んだりもします。だからカフェイン中毒ってほどでもない。それでも、最近はデカフェのドリップ持ってきてくれたりもするので、ありがたいこっちゃ。


 カフェインレスのインスタントもあるんですが、主にボトルのを飲んでます。粉末のはついつい濃くしてしまいそうだし、ボトルの方がお手軽なので、安く売ってる店に行った時に何本か買って備蓄してました。


「あ、カフェインレスがない」


 気がつけば予備のまでなくなってる。残りはわずか、ということで、その時は近くのドラッグストアに他のものを買いに行ったついでに一緒に買うことにします。このお店はご近所で2番目にカフェインレスボトルが安かったので。


 そして買いに行ったら、


「あれ、なんか値上がりしてる」


 それまでは税込み1本109円だったのが、一気に138円になってるんです。


「うわあ、近くの他の店では大体こんなもんやから、合わせたんかなあ」


 値上がりかなわんなーと思いながら、それでも1本買って帰りました。30円も一気に値上がりしたなあと思いつつ。そして前の飲みかけが終わったので、新しく買ってきたのを飲もうとして気がついたんです。


「あれ、太った?」


 それまでカフェインレスと同じシリーズの3種類、無糖、低糖の3つとも薄いボトルでした。同じメーカーの他の種類のが真四角みたいなボトルなのに、このシリーズだけ厚みが薄い美ボディみたいなボトルだったんです。それがなんか四角くなってる。


「もしかして増量?」


 調べてみたら、前のボトルが720ミリリットルだったけど、新しいのは900ミリリットルになってる。


「それで値上がりしたのか!」


 納得です、そりゃそんだけ増えたら値上がりもするわな。


 軽く計算してみたら、1ミリリットルあたり、ほんのちょっとだけ値上がりしてるけど、値上がりしたと言うほどはしてませんでした。本当にわずかばかり。


 そして今回、今までで一番安い店に行くことになったので、どうなってるかチェックしたら、


「おおっ、税込み150円ほどになっとる」


 税別でドラッグストアと同じ値段、つまり消費税部分だけ高くなってる。前はこちらの方が1円だけ安かったのに逆転した! ということで、次回からはドラッグストアで買うことになりそうです。他の店もどうなったか一度調べてみますが、あそこが一番安いってことになるだろうな。


 しかし、中身が減ってお値段変わらずの「実質値上げ」が多い中、なんかテクニカルなことをされたようで、ちょっとだけ負けた気分になってます。本当にちょっとだけ値上げしてないこともないですしね。


 まだ他のお店での値段は見てませんが、これまでのことからここより安いということはないと思います。おそらくこれからは、一番安いドラッグストア以外では買わなくなりそう。買い置きのできる物ですし、行くことがあったら買っておこうっと。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ