インターネット・ホットラインセンター?
今朝、実家に来たら留守電とFAXが両方チカチカしていました。
FAXは金曜日の朝ということで、いつものお弁当屋さんです。でも留守電は何か分からないので聞いてみたら、
「インターネット・ホットラインセンターです」
と、録音したお姉さんの声が始まりました。
内容は、
「未払いのクレジットカードがございます、ご不明の場合は1番を」
とか言ってる。
えっと、この電話番号、うちの実家の番号に紐づいたクレジットカードに未払い? この番号で使ってるクレジットカードはございませんが?
父の使っていたクレジットカードはもちろん解約してあります。もう長い間、この番号を使ってるのはうちの仕事関係だけ。私はほとんどを携帯番号ですが、マンションにはまた別の電話番号があるのです。
そして名乗っていた「インターネット・ホットラインセンター」を一応調べてみたんですが、ありますね、そういうところ。
「インターネットの安全と安心のために」
ということで、やってはいけないことを見つけたら連絡してね、というところみたいです。
うちの留守電だけかは分かりませんが、こういう機械の場合は最初のところが切れますので、もしかしたら、「銀行インターネット・ホットラインセンター」とか「クレジットインターネット・ホットラインセンター」とか名乗ってた可能性もあります。
でもねえ、クレジットの未払いがあるとしたら、おそらく郵便で連絡が来ると思う。しかも、父が亡くなってもう2年半もたってから、今更未払いって片腹痛いわ!
もしも驚いて「ご不明の場合がある」と1を押したらどうなってたんでしょうねえ。押してないから想像するしかありませんが、おそらく言葉だけは丁寧なお兄さんかお姉さんが出てきて「クレジットの未払いがあって利息がついてどんどん増えます」とか言って、「このままだと法的にどうたらこうたらで逮捕されたり差し押さえされたりしますよ」なんて焦らせて、「今ならなんとかなるからいくらいくらこの口座に振り込んでください」とか言って、「今すぐです、今日中でないと明日は警察が来ますよ」と追い立ててATMに行かせて、電話でどうやって振り込むかとかを指示してくれたりするんじゃないでしょうかね。
本当に色々考えるなあ。そして引っかかる人もいるんだろうなと思います。
そしてそう思っても、やっぱりそういうこと言われると一瞬「え、どうだったっけ」と不安になったりもするものです。だって、作っておいて作ってないクレジットカードとかもありますもんね。それを不正使用されてたりしたら、とか考え出すとその可能性もあるのかなと思ったりもします。
でも、どこのなんてカードかも名乗らなくて、名前も聞かずにそんなこと言ってくるようなの、やっぱり嘘だと思います。




