タトゥーありやなしや
楽しんでいたワールドカップも最終盤に入ってまいりました。
ワールドカップ限定でなく、サッカーの試合を見ていたら、どなたも、ふと、気になることがあるんじゃないかと思います。
「タトゥーいっぱい入ってる」
ユニフォームの腕からスパイクの上の足から、黒々とタトゥー入れてる選手のなんと多いことか。
日本でJリーグを見ていたらほぼ見ることはないですが、海外の選手は入れるほど強くなるのか? と思うぐらい目一杯入れてる人が多いです。
有名どころでは、メッシ、ネイマールも腕にびっしり。試合後にユニフォーム交換などで脱ぐと体にはなくて両腕キャンバス状態、なんて人も結構います。
つまり、見える場所に入れてる、見てもらうために入れてるんでしょうね、多分。知らんけど。
私は自分が検査でMRIによく入っていますので、
「スポーツ選手なのに不安じゃないのかな」
という目で見てしまいます。
タトゥーへの賛否は今回は置いておきます。色々文化や考えがあって入れてるのに、それに対してどうこう言う気はありませんから。
ただ、医療的に、タトゥー入れてる人はMRIの時に磁力で火傷をする可能性があるので要注意なのです。タトゥー式のアイメークでもそうらしく、注意書きがあります。
必ずしも検査できないというわけではないようですが、あれだけ全身に入れてたら、私がMRIの技師ならびびります。だって、単価が何十億って選手に火傷させたらって思ったら、ねえ。
Jリーグの選手にも入れてる人はいますが、ほんのワンポイント、ほぼ隠れて見えない位置に入れてる人が大部分のようです。
中にはたくさん入れてる人もいて、我がヴィッセル(札幌移籍決定)の小林祐希は、
「タトゥーがあるから代表に選ばれなかったんじゃないか」
って声もあるようですが、どうでしょう?
ですが、世界的に有名な人でも入れてない人はいます。
まず、私が敬愛してやまないイニエスタ、タトゥーもピアスも、そしてヘアカラーもありません。ヘアカラーに関しては、その髪がってのはなしね? でもイニエスタらしくていいなと思います。
それからポルトガル代表の、クリスティアーノ・ロナウドとフランス代表のエムバペ(ムバッペ)も入れてません。
エムバペの理由は分かりませんが、ロナウドは、
「タトゥー入れると献血できないから」
が大きな理由だとか。
この2人とも慈善活動に熱心なので、そういうことも関係あるのかも知れません。
そもそもタトゥーって入れるの痛いだろうから、根性焼き的に入れてるのでは、と思う時もありますが、ワールドカップはそういうところを見るのも面白いかも知れません。
とりあえずクロアチア戦ではメッシのタトゥーを見てみましょう。




