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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年  7月
834/1001

夏はスパイシーに

挿絵(By みてみん)


 毎度毎度言いたくないですが、


「暑い!」

 

 です。


 できるだけ買い物の回数も減らしたい。ギリギリまで色々考えて使ってご飯を作ってます。


「そうだ、これがあった」


 前にコーヒーの試飲をさせてくれる輸入食料品店で買ってた、


「インド式スパイスカレー」


 を使おう。


 これはスパイスを調合してあって、簡単にインドカレーを作れるという便利物です。近々作ろうと思ってヨーグルトも買っておいたし、後の材料はあるものでなんとかなるだろう。


 一応レシピを見てその通りに作っていく。


 あらみじんした玉ねぎを色がつくまで炒めて、そこにチューブのにんにくと、しょうがはなかったので冷凍してあったしょうが汁を代用。次にトマト缶を200グラムと書いてあったが240グラムだったので全部入れる。鶏もも肉はなかったので鶏ムネ肉でよかろう。これも冷凍室にある。ヨーグルトは150グラムと書いてあったので一応計って入れる。それから水300cc入れて煮込むだけ。


 煮込んでから味を見たけど、


「辛いし薄いな」


 すごく辛かったです。ホットホットな感じ。


 塩味は最初から自分で調整するつもりだったが、なんだか旨味が足りない。それで顆粒だしを追加してみた。スリランカでは日本の鰹節と同じようなのを出汁にするから、いいだろう。適当に入れて、辛味を調節するために結局ヨーグルトはパックの400グラムを全部入れることに。


「玉ねぎが解けてしまってさびしいな、冷凍のいんげんでも入れるか」


 ということで、完成しました。

 

 ご飯は白いご飯ではつまらないので、バターと刻んだナッツを混ぜてみたら、


「うん、なんかそれっぽくなったんでない?」


 おいしかったです。


 スパイスセット、また買っておいて作ろうかな。今度はレシピ通りじゃなく、夏野菜とかサバ缶なんかでもいいな。どうせ途中から好きに作るんだからそれでよかろう。ヨーグルトを全部入れたのでまろやかになったけど、少し薄めのサラサラのカレーになってしまったがおいしいのはおいしい。こうして量が増えてしまったもので、明日もカレー残ってます。


 今夜はどうして食べないかと言いますと、TMの番組があって、それを見るためにさっと食べられる物を買ってきてるからです。ご飯がなくなってしまって、炊いたり温めたりする時間も惜しいのです。洗い物もしたくない。


 ということで、暑くてもおいしいものと推しの番組で今日も一日生き延びております。

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