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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年  7月
830/1001

そうめんに氷

挿絵(By みてみん)


 少し前に、ちょっと驚くような話題を目にしました。


「そうめんを氷水に入れて食べる方法があるんですか?」


 それに対して、


「当然いれるでしょう」

「水っぽくなるからやらない」

「むしろ氷を入れない方法があることにびっくり」


 など、意見が割れてました。


 私はと言いますと、


「氷水に入れるのデフォでしょ」


 なわけでした、非常にびっくりしました。


 その時の書いていたことによると、どうやら氷水にそうめんをはなつのは主に西日本で、東日本はざるそばみたいにお皿とかに盛る形が多いらしい。知らなかった、そうめんって物心ついた頃からずっと氷とペアだったので。

 うちではそうめんだけじゃなく、うどんもそばも同じ形でした。水を切ってお皿に盛るなんてほとんどなかったです。


 それでさらに色々調べていったら、


「そうめんを氷水で冷やすのNGです」


 って、ええーっ!


「冷やしすぎると小麦の風味を損なう」


 というのがその理由らしいです。


「いや、そうめんってキンキンに冷えてる方がおいしいって」


 というのが私の意見なので、多少小麦の風味を損ねようがうちはこれからも氷水で冷やしますよ。


 というか、そういう専用の器というのかな、そういうのまでありますよ。底が丸くなくて三角っぽくって、三角錐の上をすとんと切って逆さにしたようなあの容器、いかにも氷水と入れてねという形のそれがそうめんの容器だと思う。


「まさか、あれも水切ってそうめん入れるのか? そんなことしたらくっつくやん」


 ということで調べてみたら、


「ほれ、どれも氷水と一緒に入れた写真出してるがな」


 ということで、やっぱりあの形の容器は「氷水と入れる用」としか思えない。


 昨日、あまりに暑かったのと、買い物に行かずになんとかご飯できないかと思ってたまたま夜、そうめんだったんです。もちろん、いつものように「錦糸卵」「大葉」「ミョウガ」それから「シイタケ」を甘辛く似たのと、パラパラっと刻みのりも。他にも一応「天かす」と「青ネギ」も用意したんですが、それは今回入れなかったです。


 そして今回は出汁に梅干し溶かして梅風味でいただきました。さっぱりとおいしかったなあ。


 とにかく、どこの誰にどう言われても、


「うちはこれからずっと氷水にそうめん入れるからー!」


 と、声を大にして叫びたいと思います。


 買い物行ったらまた「揖保乃糸」買ってこよっと。

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