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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2022年 12月
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ある・名前

 ワールドカップで日本以外の試合もちょろちょろと見ていますが、トーナメントに入って深夜の試合が増え、あまり見られなくなっています。


 それでも、クロアチアとブラジルの試合が土曜日の0時から、翌日休みなのでこれはしっかりと見たいと思います。

 今はクロアチアをやや応援しています。クロアチアが勝ち上がり、優勝してくれたら日本は優勝国といい勝負したってことになりますよね、それはうれしいかも。でもどっちも強いし、いい試合見せてくれたらどっちが勝ってもいい、というのが本音です。

 こういう自分ちに関係ない試合は気楽に見られていいですね~


 前半のリーグ戦の時は結構早い時間に放送があり、全部ではなくても見てみて面白そうなのはちらちらと見ていました。


 ある時、サウジアラビアの試合を見ていて、友人のRと、


「選手のほとんどにアルがついてて名前が分かりにくいよね」

 

 ということになりました。

 

 人名だけじゃなく、所属チームにも「アル」がつくのが多い。

 そういや有名な放送局の「アルジャジーラ」だとか、あの「アルカイダ」にも「アル」がついてます。


 それで、ふと、


「アルってどういう意味なのかな」


 と言ったら、友人Rが、


「もしかしてイスラムの国なのでアラーと関係あるとか」


 と言ってきて、なるほど、ありえると思いました。


 そして気になったので調べてみました。


 「アル」は英語の「THE」にあたる言葉だそうです。へえ~知らなかった!


 調べてみたら日本で、


「山田家」


 と言うところを、


「アル・山田」


 という感じのようです。


 なんだか色々とややこしく、簡単に説明はできないんですが、まあそんな感じとか。

 試合の放映の時には「アル山田」式が多かったですが、選手名鑑などではちゃんと「アル・山田」になってますので、とても分かりやすかったです。


 ついでにクロアチアもそうなんですが、東欧系では名前の後に、


「ッチ」


 がつく名前が多い。こちらも調べてみました。


 こちらは、


「の息子」


 という意味らしく、英語で言うところの、


MACマック


 と同じようです。


 有名どころでは「マクドナルド」が「マック・ドナルド」で「ドナルドの息子」、「マッカーサー」が「マック・アーサー」で「アーサーの息子」、「マッケンジー」が「マック・アンジー」で「アンジー」の息子」となるのと同じ方式ですね。


 クロアチアの至宝「モドリッチ」は正確には「モド・リッチ」で「モドリの息子」か音便(おんびん)から「モドルの息子」といったところでしょうか。


 世界には本当に色んな名前、そしてその由来があるもんですね、いい勉強になりました。

 ワールドカップのおかげでほんのちょっとだけ賢くなった気がしています。

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