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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年  7月
820/1001

VRデビュー

 プログラマーのT氏に誘われ、VR体験をしてみました。


 ゴーグルを付け、なんだかソフトクリームみたいなコントローラーを両手に持ってスイッチオン!


 目の前にパソコンの画面みたいのが広がり、そこで教えてもらいながらポチポチとクリックするとチュートリアルが始まりました。

 

 最初はどのボタンを押せとその練習。それに慣れたら目の前に並ぶ、四角い箱みたいなのをつかんでみる。


 正直、どうやっていいかよく分からない。分からないなりにやってたら、


「あ、こうやるのか」


 なんとなく分かりました、物のつかみ方。うん、面白い。


 次はファミコンみたいなのにカセットを入れて、ダンスを踊ってみることに。


 頭が丸くて手足がついた棒人間みたいなかわいらしい宇宙人? が現れて、踊りを教えてくれます。手を取っ手踊ったり、宇宙人を回したりして一曲終わり。

 うーむ、ダンス楽しい!


 もう一度踊ってもよかったけど、違うカセットも試してみます。カセットを入れ替えてスタート。


 今度は簡単な射撃です。空間に三角や四角の的が現れて、それを何種類か並んでる銃で打っていく。これもなかなか楽しい。

 

 終わったら今回は戦闘機の操縦にチャレンジしてみることにしました。


 スタートしたらなんていうんですかね、操縦士が準備する部屋みたいなところでヘルメットをかぶってから出動します。


 このヘルメットがどうやってかぶったらいいか分からない。


「ヘルメットの向きが違うから、手で持ってこっち向けたらかぶれるよ」


 Tに教えてもらい、本当のヘルメットをかぶるみたいに両手で回そうとしたら、


「あ、落ちた」


 拾おうと思ったら拾えない。どうやら座標の関係で床にめりこんだ状況らしい。


 仕方なく一度中止して最初からやり直しー


 今度はうまくかぶれていよいよ戦闘機に乗り込みました。


「こういうのも色々タイプがあって、本当みたいなのと簡易的なのがある」


 ということで、本当みたいなのにトライです。どうせやるならその方が面白い。


 いざ、戦闘機に乗って準備して動き出すんですが、まず「ここまで来てください」という場所まで行けない。


 飛行場をぐるぐる回って山に激突! やり直しー!


 そういうことを何回かやってるうちにちょっとずつ慣れてきて、なんとか飛び立ちました。


「うわー感動ー!」


 と、言いたいところなんですが、まだコントローラーの操作がうまくいけなくて、あっという間に何千メートルもの空の上まで飛んで行ったら、


「何がなんだか分からない」

 

 状態です。


 だって空しかないんですから!


「高度下げたら島とか見えるよ」


 教えてもらって下を向いたんですが、何しろスピードが500キロとか出てますので、


「海に激突!」


 うーむ、なかなかむずかしい。

 

 1時間ぐらいやって、なんとかそこそこ飛べるようになりました。次はなんとか空港に帰れるぐらいまでやりたいものです。


 いや、面白かったですVR。これからはこういうゲームが主流になっていくんですね。


 今度はロケットランチャー撃たせてもらおう。

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