クリームコロッケ分割作戦
まずはエッセイのタイトルを変更したことからお知らせを。
一番最初、このエッセイのタイトルは「ふと……」だったんです。なんとなく「ふと気がついたこと」を話題にしてるので、それでいいかなと。
ですが、段々と「なんとなくつまらんな」と思って「色んなことが、ふと、気になって」に変更しました。「ふとどうしたんだ」と考えた時に「気になった」んだなと思ったもので。長らくそれでやってきました。
そしてここにきて、またふと、
「せっかくここまで本数書いてきて、そして大晦日に1000本目を書き上げることを目標にしてるんだから、それを看板にしよう」
そう考えて「色んなことが、ふと、気になって、気づけばエッセイ千本目の前」に変更しました。なんとなく今風の長いタイトルになった気がしないでもない。
とりあえず今まで「ふと」「気になって」書いてきたことが気がつけば「千本目の前」になってしまったのだから、それでいくかと。
ということで、タイトルは長くなりましたが中身は一緒です。大晦日目指してコツコツと歩いていきますので、よろしくお願いいたします。とりあえず今回は「812本目」です。書きすぎて大晦日までに1000本いかないよう、気をつけようと思います。
ということで、今回も久しぶりに作った料理の話など。
少し前になりますが、牛乳を買っておいたら体調が悪くなって飲めず、日にちが来てしまいそうになりました。
「捨てることになったらもったいない、料理にしとくか」
そう思ったんですが、
「低脂肪乳でもクリームコロッケにできるんだろうか」
それが気になりました。
毎朝じゃないですが、コーヒー(カフェインレス時々普通)を飲みます。その時に半分ぐらい牛乳を入れてオーレにすることが多いんですが、ある時、ふと、なんとなく低脂肪乳を入れてみたら、その方がさらっとして飲みやすいことに気がついたんです。
牛乳単体で飲むなら絶対普通の牛乳なんですが、朝飲みオーレにはそれ以来低脂肪乳を買ってます。
「ちょっと余分に小麦粉入れたらいいか」
そう思ってやや固めにベシャメルソースを作り、そこにやはり冷凍してあった「鶏ムネ肉」と「しめじ」を具にして、コンソメと塩コショウで味を整えます。
このクリームコロッケのベースを冷凍し、1つ分ずつにカットして、くっつかないようにラップしてそのまま冷凍保存。ここまでやっておいたら後は衣をつけて揚げるだけです。
昨日はやっとこれの出番です。小麦粉、卵、水を混ぜて作ったバッター液に冷凍してある具をそのままくぐらせ、パン粉をつけたらはい、クリームコロッケの完成です。
クリームコロッケって中身が柔らかいので非常に作りにくいんですが、こうしておいたら食べたい時にさっと揚げるだけで簡単です。
そこに冷蔵庫にあったキャベツを千切りして、トマトをカットして添えたら立派なごちそうになりました。
私はそれをマヨネーズ、ケチャップを混ぜた「オーロラソース」をベースにして、そこにその時によって、醤油、ウスターソース、酢、レモン、ポン酢なんかを気分で混ぜてオリジナルソースを作ります。エビフライやカキフライはタルタルソースですが、他のフライ類はこれです。
子供の頃になんでかそういうことを始めて、それ以来ずっとそうしてます。なんで始めたのかはもう記憶にはありませんが。
揚げてるとちょっとだけ吹き出したりもありますが、中身が流れてしまわないなら、多少のことは御愛嬌。
一日でクリームコロッケを作ろうと思ったら結構大変ですが、具を作る日、それに衣をつけて揚げる日と分割する、こういう方法もあるということで。
ちなみにクリームコロッケというと「カニクリームコロッケ」が一番に浮かぶかと思いますが、我が家は母親がそういうのが苦手だったのでチキンになりました。今もそれは同じです。
カットした具は切ったままの四角でしたが、衣をつけてると角が取れてクリームコロッケらしくなります(笑)




