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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年  7月
810/1001

謎の親子連れ

挿絵(By みてみん)


 まず最初に、前回のことと関係あるんですが、いつも行く銀行に電話して、いつから新札が入るのか聞いてみたところ、


「5日から両替機に入りますが、最初のうちは枚数制限があると思います」


 というお返事をいただきました。


 昨日、郵便局に用事があったので行ったついでにATMで試しにお金をおろしてみたところ、思った通り諭吉さんが笑顔(個人の感想です)でこんにちはしてくれました。こちらも5日ぐらいからかな。

 東京の中心部などではすでに両替が始まってて、昨日はどの番組見ても新札の紹介してたのが面白かったです。いやいや、やっぱりこういうのは楽しいです。いい話題だもんね。


 さて、本題に入りますか。


 実家の前にかなり大きなため池があります。毎年色んな鳥が飛んできて、季節によってはコウノトリが何羽もいたりすることもあります。


 実家のすぐ前なんですが、県道をはさんでるし毎日見に行くわけではない。飛んでいく鳥とかは見えるんですが、水面にちゃぽちゃぽしてるのは道路を渡って、少し移動してガードレールから入ってまた池のところまで移動しないといけないので結構めんどくさい。なので水面を見ることはほとんどありません。


 ここのところ実家のすぐ前ぐらいを通りがかると、歩いている人が止まって池を覗くんですよ。


「これはまたなんかいるな」


 そう思って私も見に行ってみたら、それほど大きくない鳥が、藻やらゴミやらを集めて巣を作ってる! それでみんなのぞいていってたんだな。浮島みたいな巣の上に鳥が一羽ぽちゃんと座ってるのが見えました。

 

 大きさはアヒルよりは小さそう。その時はメガネをかけてなかったのでよく分からなかったんですが、見ていた人の話によると、どうも卵を抱いていたのが見えてたらしいです。

 初回はちょっと来てのぞいただけだったので、それで終わりました。

 

 そして昨日、実家に行って、今度はメガネをかけてスマホも持って行ってみたら、


「おおっ、ヒナがいる!」


 前回は分からなかったんですが、小さいのが親の体にもぐりこんだり出てきたり。どうも4羽いるみたいに見えます。写真には撮ったんですが、ちょっと遠いし、あまりきれいには映らなくて残念。そりゃみんな望遠が付いたカメラ持ってくるわ。


 しばらく見てたら巣から離れて泳ぎ出したんですが、泳ぎながらも親の羽根にもぐりこむんですね。親、抱えて泳いでるんだろうか。離れて泳いでるのもいるけど、出たり入ったりしながら泳いでる。

 いつまで見ててもきりがないし、暑かったので戻りましたが、それからも通る人がみんなのぞいていくのがなんかうれしい。

 

 これからも時々覗いてみようかな。いつ頃まであそこでぽちゃぽちゃしてるんだろう。

上の写真は泳いでいるところですが、羽根のところによく見ると小さいヒナがいるんです。

ほとんど分からなくて残念ですが。


下の写真は巣です。ゴミとかもあるのできれいじゃないですが、こんな感じで浮いてるのが巣です。

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