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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年  6月
803/1001

忍者になれない

 前回書いた「恥ずかしい操作盤」ですが、今朝見たらやっぱり恥ずかしいぐらいはっきり映ってました。


 駐車場に行った時、ちょうど他のエリアの操作盤を交換する作業をしていて、もう全部がそのタイプに変わってました。外したのを足元に置いていたのでちらっと見たけど、うーん、どっちかなあ、元々ピカピカ経年劣化でくすんだのか、それとも違うタイプなのかよく分かりませんでした。まあ、新しいのの経過観察をしていきます。


 ところで、昨日初めて見てびっくりした時に、もうちょっとで「うわっ」と言ってしまいそうだったんですが、かろうじて我慢しました。気分的には顔文字のびっくりになってたんですが、そのぐらいの羞恥心はあって我慢できたようです。


 私は驚くと結構声が出てしまう方で、前に母に、


「この子はすぐにわあとか、ぎゃあとか、うるさい」


 と言われたことがあります。


 その時思ったのは、


「え、びっくりしたら声出るよね? みんな出すよね?」


 だったんですが、その後生きてきた中で、色々なタイプがあり、驚いても声を出さない人も結構いると知りました。というか、びっくりしてないのかも知れません、そういう方は。


 なんでだったか話をしていたら、妹の夫の母、つまり姑さんが全然声を出さないタイプなんだそうです。びっくりしても素のまま、変わらないとか。対照的に妹の夫は私と同じタイプで、何かあると「うあわ!」と言うが、声が大きいのでびっくりする、とのことでした。

 妹の夫、体もかなり大きい人で声も大きい。そりゃあの声で叫ばれたら、びっくりした人よりその声を聞いた人の方がびっくりするだろうなと思ったことがあります。


 そんな話をするよりさらに前ですが、小説や漫画に忍者が登場すると、よくその人達が刺されたり切られたりしても声を出さず、中には黙ったまま死んでいく人もいるという描写がありました。そういうのを読む度に、そんなこと不可能だろうとこっそり思ってたんですが、妹の姑さんならそういうことができるかも知れない。見た目はほわんとしたおばちゃんで、どっちかというと叫びそうに見えるんですが、意外です。

 

 なので、私は忍者にはなれないなと思います。いや、もしかしたら逆で、前世でそうやって命を落とした忍者なので、今の人生では反動でよく叫ぶのかも知れない。


 叫ぶどころか、びっくりして飛び上がって、


「マスオさんか」


 と笑われたことがあります。私はよく知らないんですが、アニメのマスオさんが驚くと飛ぶそうですね。まさにそれだと大笑いされました。


 でもあれは自分でもびっくりしました、


「人って驚いたら飛ぶんだ」


 そう思って。


 みなさんはびっくりしたら声が出る方ですか? そして飛ぶタイプの方、いらっしゃいます?

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