大岡越前
テレビをつけていたら、子供の頃から聞いたことのある音楽が流れました。
「大岡越前のテーマ」
ずっと昔は加藤剛さんが民放の主役で演じていて、その後NHKのBSで東山紀之さんが演じていたドラマですが、ずっと音楽が同じなので不思議だなあと思っていました。こういうのって、チャンネルが変わると音楽とか使えないように思っていたからです。
加藤剛さんバージョンはサンテレビなんかでも再放送してました。その時は元のドラマを放送するから音楽が同じでも別に不思議ではなかったんですが、新しく作るのにそのままの音楽って、私はどちらかというとうれしいです。イメージってありますよね、こういうの。
ドラマではありませんが、私が大好きなゲームの「ファイアーエムブレム」にもおなじみのテーマソングがあります。それを色々あって元々の作者が任天堂から離れ、ファミコン系ではなくプレイステーションで似たようなゲームを作ることになったんですが、何よりも音楽が違ったことがなんだかショックだったなあ。だから新しいバージョンでも懐かしい音楽が聞こえたら、やっぱりうれしい。
東山さんが芸能界を引退して、
「もう大岡越前も仕事人もやらんのかなあ」
とさびしく思っていたら、高橋克典さん主演で新しくドラマを作るとのことです。おおっ、ええやないかい!
と、えらそうに言ってますが、実は東山さんバージョンは一度も見たことがないんです。BS見るのがめんどくさくて。地上波ですらいつどこで何をやってるか分からないような状態ですから、興味はあっても見るまでにはいかないんですよ。
ドラマだけじゃなく、大岡越前には一度ちょっと興味を持って、色々な本を読んだりしたことがあり、ドラマファン以上に知ってることは多いんじゃないかと思います。
例えば「暴れん坊将軍」とどういう関わりがあったかとか、綱吉とごちゃごちゃあって一時は出世街道から外れるが戻ってスーパー出世したとか、火消しを作ったとか色々知ってたりします。
ついでにちょっと関係ないですが大岡越前より80年ほど後にお奉行になった「遠山の金さん」はそのスーパー出世した忠相よりもっとすごい出世したとか、入れ墨は本当は桜吹雪ではなく女の生首だったとか、まあ妙な知識だけあるということで。
地上波でやってくれたら多分見るんですが、新しい大岡越前もBSだから見ないかもなあ。見たい気持ちはあるけど、録画しても結局見ないで消すので、そうじゃないかなと思ってます。
ついでにもう一つだけネタを。
「ダーリンは外国人」という漫画のダーリンことトニーさんが大岡越前のことを、
「大岡越前ってひらがなにすると『おおおかえちぜん』と『お』が3つあるけど、実際に口で言う時は1.5個分ぐらいしかない」
みたいに言ってたのを読んで笑いました。確かに3つ全部をきちんと読んではいないなあ。
それだけですが、思い出したということで、では、これにて。




