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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年  6月
777/1001

ひどい雨予報

 先週の天気予報では、


「週末は晴れるでしょう」


 と言っていたのに、気がつけば、


「ちょっとお天気悪いですよ」


 になってました。


 まあ長期予報なんてそんなもんでしょう。相手は自然なんですから、完璧に予報なんてできません。


「人間がアメーバーの時代からお天気はずっとお天気をやってるのですから、人間が叶うはずがありません」


 とは、桂枝雀師匠の落語のマクラで、前にも書いたことがある気がしますが、全くおっしゃる通りだと思います。


 ですが、いくら自然といっても、なんだかこの頃のお天気さんは本当にお天気で、一体何がそんなに気にいらないのかと思うぐらい、コロコロと様子を変えてくるので困ったものです。


 関東では、今日はめちゃくちゃ暑くて、明日は一気に気温が下がるとか。そして明後日はまた暑くなるよとか聞いて、なんじゃそりゃと思っています。


「このへんはどうなんだろうか」


 そう思って昨日、スマホの「一番当たる」と自称してるお天気アプリを開いたら、


「え、そんなに雨が降るの!」


 と、びっくりするような数字でした。


 最初の予報では、今日の夕方あたりから降り出して、明日の10時頃には「34ミリ」とかの雨だとか。


「34ミリってどんなもんだ」


 そう思って調べてみたら、


「30ミリから50ミリはバケツを引っくり返したような大雨、激しい雨」


 ということでした。


「うーむ、その時間にあまりにひどい雨だったら仕事休まないとかなあ」


 普通の雨だったら仕事に行くけど、大雨の時は仕事にならないから、そのぐらいしてもいいと思ってます。何しろほぼ一人でひっそりこそこそ仕事してますから。


 そういや少し前にもそれで仕事休んだな。あの時も火曜日だった。


 そんなことを考えていて、しばらくして見てみたら、


「あれ、降水量が減ってるし、時間も前倒しになってる」


 10時頃から34ミリ降る予定が、7時頃に27ミリにまで減ってました。


「27ミリは激しい雨よりやや弱い、強い雨」


 でした。


 これだったら仕事行けるな、というか行かないとかな。時間的にもピーク過ぎてしまってるし。


 結局、そのぐらいの雨だったらどっちもそう変わらないと思うんですが、30ミリ超えるか超えないかで自分の中の行くか行かないかに非常にひっかかる気がします。


「大雨の日は休めば」


 と、言われるような仕事具合なので、まあ様子を見てさぼろう、じゃなくて休もうかな。


 ほぼ一人でやってるというのは、何かあっても自分一人の責任なんですが、こういう場合はちょっと気楽かも知れませんね。


 でもどうせ休むなら、


「こんなに降ったら仕方ないよね」

 

 と、世間的に認知されるぐらいの量を降ってもらいたいものだと思いました。

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