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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2024年  5月
728/1001

豚軟骨の角煮風

挿絵(By みてみん)


 前回、前々回の「焦げた鍋」関連でもういっちょ!


 そもそもお鍋を焦がした原因は、


「角煮風の添え野菜にしよう」


 そう思ったからです。


 圧力鍋でしゅうしゅう調理してる横で、


「さっと軽く蒸し煮にすりゃいいから簡単簡単」


 そう思ったのが間違いでした。


 圧力鍋ばっかり気にしていて、野菜の鍋に水気が減ってしまってるのに気がついてなかった。普通なら音で気がつくのかも知れないけど、圧力鍋の音にかき消されてしまい、焦げたにおいがしてくるまで、全然気がつかなかったんです。


 最初はそりゃもうひどい有り様でした。その写真を取っておかなかったのを後で後悔したぐらい。その時にはとってもそんな余裕なかったし。


 お鍋はご存知の通り、きちんと白くなりました。それなりにダメージは見えないレベルではあるのでしょうが、まあ次も使えるはず。

 

 それでですね、本当は最初の予定では、野菜を蒸し終わったら、そのままさっとお鍋をゆすいで、そこでゆで卵を作る予定だったんです。角煮の鍋にそのゆで卵を一緒に放り込んで茶色く仕上げたらますますおいしい。

 ですが、それは断念しました。他にもお鍋はあったけど、すっかりそんな気持ちがなくなってしまった。焦げた鍋に今度は気持ちが集中してたし、茹でて卵むいてって作業がもう一つ増えるのがもうどうにもめんどくさくなったから。


 ということで、焦げた野菜と軟骨の豚角煮風で晩ご飯を無事に食べられました。野菜は少し焦げっぽいにおいはないことないけど、燻製ほどじゃないし気にしない。

 圧力鍋でとろっとろに煮込んだ軟骨はそりゃもうおいしかったさ!


 軟骨、かなり安いんですよ。角煮用の豚バラ肉の半額ぐらい。圧力鍋を持ってきた時から角煮作りたいなあと思ってたんですが、よくそれに気がついた私、えらいぞ! これでお鍋さえ焦がさなければもっとえらかったな!


 圧力鍋が大きいので、まとめて作って残りは冷蔵庫、また今度、レンジで温めて食べます。一回分作るのも二回分、三回分作るのも光熱費一緒なので、大体たくさん作ってそういうことになってます。時に冷凍もするけど、今回は次に食べたら終了かな。

写真には焦げた野菜をあえて見えるように置いてあります。

ジャガイモ、他のは包丁で焦げをこそげ取ったけど、わざと1つだけついたのをそのまま。

全体がこの感じだったと言ったら、どれほど焦げたか分かっていただけるかも。


軟骨の黒い部分は焦げじゃありません、念の為(笑)

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