表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2022年 10月
63/1001

カミングアウト

 以前「消えた人」にも書いたんですが、当時はネット仲間のことは家族はどこの誰やら分からない状態で、もしも突然私に何かがあったら彼らには伝わらないのだ、そう思うとどうにもこうにもたまらない気持ちになり、そのうち一人の携帯番号を許可をもらって母に預けました。

 これで何かあっても連絡してもらえるとホッとしたんですが、幸いにも何事もなく現在に至っています。


 そして今年、今度は小説を書いていることを友人知人にも伝えたいと思うようになりました。


 一番大きかったのはこの夏、あまり体調がよくなかったことです。

 8月には7年ぶりに大推しのライブがあり、そこまではなんとかがんばったんですが、終わった後でもうぐったりして、その上ちょっと救急車で運ばれるようなことがありました。


 そちらは幸いにして半日ほどで帰されて、何事もなく終わったんですが、その一週間後、今度はずっと定期的に検査していたことが少し悪くて、二回も検査入院することとなりました。

 そちらもとりあえず薬は一つ増えましたが、今までと同じように経過観察となりました。まあ、一年に一回の検査が三ヶ月に一回となってはしまいましたが。


 そういうことが続き、ふと、


「もしも今、私が倒れて動けなくなったりしたら、小説を書いてることを友人知人は知らないまま、そして小説でつながりが出来た方たちも私に何かがあったことを知らないまま、どうして更新しないんだろうってなるのかなあ」


 と、思ってしまいました。


 これも同じ時に、


「理由もなく書くのをやめません、もしも黙ってそういうことがあったらそういうことだと思ってください」


 とは書いていますが、いやいや、なんかそれは嫌だ、と思うようになりました。


 そして友人の一部に「小説を書いている」ことをカミングアウトしました。


 短編にも登場したL氏にはすでにバレていましたが、その他にH氏、D氏の男性3人と、車でBLかけてるY嬢、S様、Sちゃんの女性3人に話して小説のURLも押し付けました。


「もしも私に何かあったらこちらに書き込んでください」


 とも頼んでおいたのでもう安心です、って、そういうつもりは全くありませんけど!


 保険のようなものですね。

 入っておいたら安心してかえって何もなかったりしますし。


 まだ他の方にも言っていくだろうと思いますが、とりあえずそういうことをしてても理解してくれそうな人、甘えられる人、そういう人を選抜チョイスしてこのメンバーです。

 早速D氏には短編の「ハヤシじゃない」のヒントをいただきましたし、Y嬢にもまだ書けていませんが「BLネタじゃないお題」をいただいています。

 またちょっと創作世界が広がって、言ってよかったなと思っています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ