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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年 11月
498/1001

見る人、見ない人

 今日は例のワクチンを打ちに行ってきました。今回で7回目になります。なんともたくさん回を重ねたとびっくりです。


 最初はかなり接種を怖がられてましたが、一部の人をのぞいてはそれほど問題もなく、多少の副反応があったとしても、実際にかかった人に言わせると「副反応の方がずっとまし」だということでした。

 もちろん、個人差があり、私が知っている人たちの反応は、という条件がつきますが。


 私自身は2回目にちょっと発熱をし、3日ほど寝込みましたが、それ以外はほぼ何もありませんでした。3回目も軽く熱が出ましたが、その後はインフルエンザの時とほぼ変わらない。注射の場所が少し痛いこともありましたが、今日も今のところは全く何もありません。このまま何もなければいいなあ。


 念のために、寝込んでも大丈夫なように色々と買い込んではいます。今日の午後からその態勢に入り、ご飯作りは何もしなく買ってきたものを食べるだけの状態です。熱が出た時用にアイスも買ってきましした。


 そういう用意、心も実際も準備しないといけないのが、どっちも結構しんどいですね。明日もしも寝込んでも大丈夫なように、今日は仕事もちゃんと終えました、おっけー!


 さて、それだけの準備をして接種に臨んだわけですが、今日もしっかり打つところを見てきました。以前打った時に「そういうの見るタイプですか」と聞かれたことがあるけど、うん、そういうの、見るタイプです、私。


 今日は最初は打ってくれてる方、男性の看護師さんでしょうかね、その方の手で隠れて見えないなと思ってたんですが、針がぶすっと入って、薬を入れるのに手をどけたので、よく見ることができました。相変わらず長い針が深くまで入っていってます。


 そんなことをしていたら、


「しっかり見るんですね」


 と、笑いながら言われたんですが、


「え、見ませんか?」


 と言ったら、


「見る人少ないです」


 と言われてびっくりです。


「そんなに少ないんですか?」


 もう一度確認するようにそう聞いたら、


「ええ、ほとんど見られてないですよ」


 って、本当かいな!


 私は子どもの頃から注射の時はじーっと見てましたし、採血ももちろんしっかり見ます。というか、採血してもらいにくい腕なもので、いつも最初に「ここにこう走ってるらしいです」と自分から血管の走行を申告するぐらいです。

 針がすっと血管に入り、力を抜いたらすいーっと血がスピッツ(血を入れる容器ですな)に入っていくのを見守ってます。


 だって、見てない方が怖くないですか? 何をやられてるか分からない方が怖いですよ。


 みなさんは注射や採血、見る方ですか? それとも見ない方?


 ちなみに、今日そういう話になって聞いた人は「採血は見るけど注射は怖いから見ない」と言ってました。そういうパターンもあるようです。

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