クライマックスシリーズがよく分からない
いや、知ってるんです、どういう試合かは。なんでできたかも聞いたことがあります。ちょっと知ってることを書いてみますので、間違えてたら教えてください。
毎年セ・リーグとパ・リーグ、それぞれの優勝チームが日本一をかけて7試合する「日本シリーズ」というのがありますが、優勝がほぼ決まったり、本格的に決まったら、日本シリーズに出られない残りのチームは盛り上がりに欠けてしまう。それで、クライマックスシリーズというのを作り、そこで勝ったチームで日本シリーズをやりましょう、そういう話だったと思います。
ですが、それでいくと日本一の意味が薄まるような気がします。だって、2つリーグがあって、一年かけて試合をして、優勝した2つのチームのトップ同士が戦って、勝った方が日本一ね、それが日本シリーズじゃないんですか? それが、それぞれ上位3チームがもう一度試合をして、それで勝ったチーム同士が日本シリーズを戦うって、なんだかよく意味が分からない。
それに、野球ってそれぞれ6チームしか無いですよね、その上位3チームって、半分じゃないの。もしも、20も30もチームがあるなら、上位3チームと言われても、まあいいかなと思いますが、半分って。
ほぼ野球は見ませんが、クライマックスシリーズができた一番最初の年のことは、色々話題になってたので覚えていることがあります。パ・リーグが当時王監督が率いていたダイエーホークスが優勝したのに、このクライマックスシリーズで負けて、日本シリーズに出られませんでした。そう聞いて、なんだかなあと思ったんです。
最初の年は3チーム横並び、どういう方式かは覚えてませんが、3チームが一から一緒に戦って、一番勝ったところが日本シリーズに出ようね、という方式だったようです。
ですが、優勝したホークスが出られなかったことで、さすがにちょっとおかしいんじゃないかってことで、優勝チームは試合が少ないか何かにしよう、と言って今の形になったと思います。
優勝が決まったら盛り上がらなくなるからというのなら、もうちょっと他に盛り上がる方法を考えるとかできなかったんですかね。たとえば、日本シリーズは昔みたいに優勝チーム2つが戦って日本一を決めることにして、他に最後のお楽しみみたいに新しい試合を考えたのではだめなんだろうか。せっかく優勝してるのに、、結果としてそこが負けて3位のチームが日本一になるかもというのが、やっぱりなんとなくすっきりしない。
見て楽しんでる人に文句を言いたいのではなく、なんとなくよく分からないなというのが正直な感想なのです。




