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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年 10月
468/1001

金色の夢とファンサービス

挿絵(By みてみん)


 行って来ました、最推しのライブ!


 思えば昨年の8月に行ってるんですから、今回は1年と2ヶ月、ずいぶんと早い再会でした。それでもやっぱり、ものすごくドキドキして行ってきました。


 ライブの内容については、とにかく秘密にしておきます。演出的にも絶対内緒、みたいに最初から言われてますし、オープニング前のステージセットとかも一切撮影とか禁止ですから。SNSでも見て来た人が「あー話したい!」と言いながら、みなさん律儀にお口チャック。ですが、そのおかげで私も白紙から楽しむことができました。


 今回、ライブの内容については語れませんが、これは言ってもいいだろうと思ったのが、腕に巻くタイプのライトの「マグネットライト」でした。金色の留め具がかなりしっかりした作りになっていて、くっつけると「パシッ」とくっついて、なかなか外れません。おそらく、これぐらいしっかり作っていないと、腕につけて振り上げた時に「どっか飛んでったー」ということになるからか、と勝手に思っています。

 その赤いライトを歌に合わせてみんなで振り上げると、会場が一体になって感動でした。今回の席は1階席の最後列だったんですが、それを見られたのが本当によかった。きれいでした。

 

 ああいうタイプのライト、他のところでも使ってるんだろうか? なんでも新しいこと大好きな人たちなので、大喜びで開発したんだろうなあ。今は落ち着いてそう思っていますが、会場では本当にうわあっと感情が高ぶるばかりでした。私が行ったのは大阪2日目だったんですが、初日に行った知人が「2つ買って両手につければよかった」と言っていた気持ちがよく分かりました。私も連れも右手につけて大興奮。


 いや、マグネットライトのことばっかり書いてますが、それはあくまで、ライブの内容を語れないからです。語りだしたらシリーズになるかも。なので、それ以外で書けることを書いて気持ちを落ち着かせようかなと思っています。


 もう一つ書けるのは、ボーカルのことです。もういい年のおっちゃんになりますが、相変わらずかっこいい! 大阪公演の前に今流行りの病気になり、前回の公演が延期になってかなり心配したんですが、完全復活していました。激しい歌もきちんといつものように歌い上げていて、すっかり復調していてホッとしました。何しろ呼吸器にくる病ですから、体調が戻っても元通りに歌えるのかと思ってました。大阪初日ですっかり元通りと聞いてはいましたが、本当でした。よかった!


 で、ですね、そのボーカルが、昔からちょこちょこと歌詞を間違えるので有名でして、あの年末の恒例の歌合戦に出た時も間違えたのはもう伝説です。間違えた回に会ったファンは大喜びで、今はそれが「ファンサービス」と呼ばれていると、私も最近知って大うけしました。

 そのファンサービス、それもかなりでっかいサービスがあって、大阪2日目、大盛りあがりでした!

 その間違え方が、本当はもうボーカルの歌がないはずのところを歌い上げているので「あれ、そういうアレンジ?」と思った次の瞬間、「あ、やっちまった!」みたいにしたんですよ。いや~いいもの見た! 他の方も「あれは会場の全員が気がついたでしょう」とSNSに「すごいファンサービス見た」と、今回のことも伝説になりそうなほどでした。


 ああ、今年のお祭りは終わってしまった。昨年と今年、続けてライブをやってくれただけでも奇跡的なのに……


 と、思ってたらですね、おかわりがあります! 来年、今度は神戸! 来年の2月また会える!

 

 その日を楽しみに、今日のことを思い返して元気に生きていこうと思います。

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