きれいな日本語
今朝のテレビにスウェーデン出身、庭師で俳優の村雨辰剛が出られてました。
いつも思うんですが、男前で「シュッとして」かっこいい上に、日本語がものすごくお上手なんですよね。よく聞いていると多少語尾とかに少し外国語っぽい部分がないこともないですが、普通に会話してても違和感がないレベルです。
村雨さんは中学の頃に日本に興味を持ち、チャットなどで独学で日本語の勉強を始めて、高校の時に初めて日本に来られたんだそうです。その時のホームステイ先が日本の旧家で、日本の文化に今日もを持ち、高校卒業後に本格的に日本に移住することになったとか。
今(2023年10月10日)は35歳、9年前に帰化して日本籍になり、日本名に改名されてるようです。日本語の勉強を始めた中学時代から約20年、日本語を学んでいらっしゃることになりますね。
私が初めてこの方を知った時は、多分帰化されて日本人になってからだったように思うんですが、その時にはもう今のレベルの日本語でした。ということは、10年ちょっとでもう普通に日本語を話していらっしゃったってことになります。
日本語を話す海外の方、テレビで見るタレントさんなど色々といらっしゃいますが、その中でも本当にうまい方だと思います。もっと長く日本にいらっしゃっても、ぱっと聞いて日本人じゃないなって発音の方も結構いらっしゃるのに、このあたりはどういう違いでそうなるんだろうと、ふと、思いました。
前に、
「歌がうまい人は音感があるので外国語を学んでもうまくなる」
と、聞いたことがあるんですが、私が知っている歌手の方、もちろん歌がうまい方でも何十年経っても日本語が下手な方もいらっしゃいます。ということは、歌がうまいとか耳がいいとかがそこまで関係あるのかな、と少し疑問に思いました。
自分が日本語と関西弁しか話せないので、偉そうに言えるわけではないんですが、どうしたら海外の言葉をその現地の発音に近づけられるのか、を知りたいとも思います。
それから村雨さんのすごいところは、番組を見た視聴者の方が送ってこられていたんですが、その所作も美しいんですよね。さすが庭師、日本の文化に精通してらっしゃるだけのことはある。自分の動きを見たら、いや、あかんよな、これでは……
村雨さんは筋肉番組にも出たことがあるぐらい体幹がしっかりしてらっしゃるから、きっと所作もきれいなのだろう。もしかしたら発音も体幹に関係あるのかも知れない。私も体幹を鍛えて外国語がうまくなりたい! 本当にそれで上手になるかどうか知らんけど!




