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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  9月
453/1001

ダミーで月見

挿絵(By みてみん)


 昨日、2023年9月29日金曜日、中秋の名月。


 暦の上で中秋と言っていても、実際の満月と重なることはあまりないんだそうです。それが、珍しく2021年、2022年、2023年と3年連続で重なっていたそうな。3年連続ということは、来年は重なりません。次に重なるのは2030年、7年後です。


 ということで、見たかったんですよ、満月。ですが、見られませんでした。いつも実家から前のため池の上を見て、月があったら父親が、


「見てみ、今お月さんちょうど見えてるわ」


 と、言っていたなあと思い出します。


 昨日は実家の前から見ても何もなし。雲が全体にかかってたので隠れてたのか、それとも角度が悪かったのか。

 帰り道、車に乗って移動しながらあっちもこっちも、前も横も後ろも見たんですが、なかったです。実家からうちに帰るには、道を信号まで行って、そこでUターンするので本当に真後ろまで見るんですが、どこにもなかった。


 帰って家に入ってしまったら、ベランダの前は竹やぶだし、廊下に出れば角度によっては見られるけど、マンションの建物があるので真上にでも来てくれないと見られません。お風呂に入ってしまったので、もうパジャマで出るわけにもいきませんしね。


 ということで、昨日のお月見は、ダミーのお月さまで済ませました。


「月見団子」


 これも、たまたま家に団子の粉があったので作れたのでした。


 今週は土曜日まで買い出しに行かないぞと決めて、冷蔵庫や冷凍庫やその他にあるものを洗いざらい食べ尽くす作戦の週だったんです。団子だけ買いに行こうかなと考えて、確か実家の冷蔵庫に日付の切れた団子の粉があったはず、と行ってみたら、やっぱりあった。ということで、お団子を作ったのです。


 あんこもないし、どうしようかなと考えて、黒砂糖があるのを思い出したので、それで黒蜜を作ってかけて、


「ダミーでお月見~」


 うん、なかなかいける。


 ということで、なんとか月見気分だけは味わうことができました。他はネットやニュースで見たのでそれでいいかな。

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