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小椋夏己の千話一話物語  作者: 小椋夏己
2023年  9月
417/1001

小豆とささげ

挿絵(By みてみん)


 久しぶりにお赤飯を作りました。


 いつもだったらもち米を小豆を炊いた汁に漬けておき、翌日に蒸すんですが、昨日は日曜日で仕事は休み、なので土曜日から漬けて冷蔵庫に入れて帰りました。ちょっとだけ、大丈夫かなと思ったんですが、まあうまくいってよかったです。


 炊飯器で炊く方法は手軽ですが、やっぱり蒸し器で蒸した方がおいしく感じます。ただ、それをすると、道具を出したり洗ったり片付けたりが大変なので、何かきっかけがないとやりません。今日は父の誕生日で、父の大好物なので作ろうかなという気になりました。


 そういえば「VIVANT」の中でも2回お赤飯を炊くシーンが出てきて、すごくご飯の色が赤かったんですよね。まるでケチャップライスみたいに。うちのはあそこまで赤くないんですが、どこが違うんだろう。

 父は、お赤飯はそこまで真っ赤じゃない方がいいって言ってましたが、売ってるのとか、何かで配ってもらったお赤飯とか、確かにうちのと同じような色だと思います。こういうのにも土地柄ってあるんでしょうか? 関東方面では赤いとか?


 うちは今回は普通の小豆を使いましたが、場所によっては「大角豆」と書いて読み方は「ささげ」を使うところもあると聞いたことがあったなと、思い出しました。その違いかなと調べてみたら、やはりささげの方が皮が破れたり潰れたりしにくいので縁起がいいと、ささげのところもあるんだとか。ほう、知らなかった。


 他にはやはり関東はささげで、皮が破れると切腹をイメージすることもあり、そのためにそちらを使うとの説明もあり、なんとなく納得。うなぎの開き方でも関東は背開きですもんね、なるほど。

 ささげの方が色が濃く、そのために小豆で炊くより濃い色になるともあったので、やっぱり「VIVANT」のお赤飯は関東式のようです。


 とりあえず、うちはうちの色でほんのり赤いお赤飯を炊いて、お昼は父が好きなタイのお刺し身と一緒にいただきました。夜は私が好きなだし巻きと一緒の予定です。お赤飯にはどっちも似合う!

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